あるブロガーさんの記事を読んでいて目に留まった言葉、
「ソフトスキル」
私にとっては聞きなれない言葉だった。
要は「コミュニケーション能力」をはじめとする、
「タイムマネジメント力」や「自己認知力」「プレゼン力」など、
数値で表しにくい能力のこと、
対義語となる「ハードスキル」とは、
所持資格や試験のスコアなど相対評価しやすいもの、
目新しい言葉に見えたけれど、
なんのことはない、広義での「課題解決力」のことだ。
私は「仕事ができる人」の定義として、
「課題解決力が高い人」だと思っている。
組織が個人に対して求めるスキルは様々だけれども、
その「要請」に対して「成果」を納められるか。
もちろん解決すればなんでもいいというわけではない。
1つの課題を解決するために、2つの課題を増やすようであれば、
それは「成果を上げた」とは言えない場合が殆どだ。
「組織全体としての課題解決」にコミットできるか否か。
肝はそこにあるのだ。
少し検索してみると、
「ソフトスキル」の重要性が数多説かれている。
だけれども、
裏を返せば「ハードスキル」が必要な場面って、
9割が「採用されるまで」じゃないかと思う。
現場に投入されてから、
所持資格が物を言うことは少ないし、
公務員でもなければ人事考課への影響も限定的だろう。
昇進昇格への足切りとして使われることはあるので、最低限は必要かもしれないけれども、占有業務を持つような資格でなければ、効果はあくまでも限定的だ。
「ソフトスキルが大事」って、
当たり前のことを言い回しを変えただけの表現だと感じる。
新しい言葉が蔓延りすぎて、
その言葉自体が意味を持たなくなっている。
人は「言葉遊び」を繰り返して、
何かを生み出した気になっては、
自らを気持ちよくしているだけなのかな。
そんな世の中は「チョベリバ」だ。
あまりにも浅はかで草が生えてくる。
ソフトでもハードでもコンタクトレンズをつけたまま、目薬を差すことができる世の中だ。
ソフトもハードも関係ない。
知識やスキルは「コモディティ化」が進み、
社会の要求はどんどん尖っていく。
そうなってくると、
何にでも対応できないといけないのだ。
とにかく動くこと、
何でもいい。
とにかく動けばいいのだ。
何を書きたかったのか。
よくわからなくなってきたな。
疲労感が強く、
ストレス耐性が低くなったものだから、
頭の中がごちゃついている。
だからこうやって雑多に書き連ねることで、
頭の中を整理しているのだ。
もはやタイトルは関係なくなってきたな。
所詮、私がブログでしていることは言葉遊びなのだ。
生きる糧になるならばそれはそれでいい。