「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「芸能人格付けチェック」を見て思ったこと

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結論から書くと、「みんなが正解だと思ったら、高級ではないにしても正解なのではないか」

この番組を見ていて、私はそう思った。

 

そもそも、自分が良いものだと思うものを選択する連続が人生だ。

如何に高価なものであっても、それを自分が良いと思わないのでなければ、それはコスパが悪いということになる。

 

高級品を選ぶことができずに、バタバタと崩れていく芸能人たち。

冷静に見るとかなりシュールだ。

 

良いものを見て、良いものを食べてきた人たちでも、高級品とそうではないものの差なんて紙一重

なんともコスパが悪い。

それならば、高級品など、この世に必要なのだろうか。

 

誰かが「良い」と判断したから、そこに価値が生まれて、それが価格に跳ね返る。

代替品の性能が上がれば上がるほどに、相対的に高級品の価値は下がっていく。

 

格差社会

 

ある人は、生活をできないくらいお金に困っているのに、ある人は、価値もわからない高級品に対して湯水の如くお金を費やす。

その先に、それを生業にしている人がいて、それで回る経済がある。

 

良いものを身につけて、良いものを消費することで、品格が身につくのか。

いや、そうではないだろう。

「自分らしさを常に見失わない強さ」に、気品が生まれるのではないだろうか。

 

「自分勝手」というわけではない。

謙虚で誠実で、相手の立場に関わらず、相手のことを尊重出来る人。

そういう人に品格は備わるのではないだろうか。

 

人に「格」なんてものは存在しない。

高級品を見分けることができなかったからなんだ。

そのスキルは、人生にさほど必要ではない。

 

「誰かが定めた基準」に近い感性を持っているか否か。

このスキルで判断できることは所詮その程度だ。

 

「基準」なんてものは、時代や環境によって変わっていく。

その時代の多くの人から「良い」と認められるものが、昔と変わらないことは稀だ。

だから、高級なものに常に価値があるとは限らない。

 

そう考えると、高級品が分かった上で、さらに付加価値を生み出す、温故知新的なスキルがなければ、いくら良いものがわかったところで、そこから先には進まない。

 

何に対して喜びを感じるのかは人それぞれだ。

それぞれの感性のもとで、好き嫌いを決めていけば良いのではないだろうか。

 

結局、正解なんてものはない。

どこぞの権威が定めた品格が、個人にとっても正解であるはずがないのだ。

 

雑多で話がまとまらないな。

書きたいことはそんなところだ。