あっという間に過ぎていった。
日常のタスクをこなすことで精一杯だった。
それどころか、
気がつくと今年の冬は通り過ぎていく。
春が始まるのだ。
プロ野球はオープン戦が始まり、
私にとって、野球の開幕は、春の訪れを告げる一大イベントでもある。
今年はWBCにより、それを3週間も早く楽しむことができるのだ。
3月から4月にかけて、また少し変化が生じる。
私にとってのモラトリアムは、転職を機に終わりを告げた。
続け様に「結婚」という転機が重なり、もはや「忙しい」という一言しか出てこないほど、慌ただしく過ごしている。
何も無かった長い期間が嘘のように、
私のライフステージは進んでいく。
今の私は、どんなに忙しくても、昔の私から見たら幸せだと言えるのだろう。
人はいつだって、無い物ねだり。
どこまで行っても、足りないものばかりに目を向けては、不安になる生き物なのだ。
だからこそ、それを前に進むための推進力に変えていく。
その繰り返しで辿り着いた先が今なのだ。
「2月が終わる」
この2月は面白い経験をすることができた。
そして、3月もまた、未経験の予定がある。
毎月のように、変化にさらされる生活の中で、
私はそれを糧として、前に進むことしかできないのだ。
難しいことを考えすぎずに、
ただ、前に進む。
しっかりと、地に足をつけて、
前を向いて進んでいく。
一歩一歩。
着実に、足を動かし続ける。
3月もそういう月にしたい。