「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

5年間分の日数に及ぶ記事を投稿していた

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気がつくと5年分だ。

365日かける5年で1825日。

一日閏年を含めて1826日。

先日の記事で、私は1826の記事を投稿した。

 

ブログを始めたばかりの頃は、毎日投稿するスタイルではなかったから、単純に5年間毎日更新し続けたわけではないけれど、隠れた区切りの数字となる。

 

正直な話、ここまできたらブログのやめどころがわからない。

それに、今は書きたいことがまだまだある。

一時期、本当に書くことがない時期は、ブログを更新するためだけに500文字くらいの記事をアップしていた。

ブログを更新することが目的となっていたのだ。

 

それでも私はブログを書き続けた。

それは、私の心が書くことを求めていたからなのかもしれない。

 

何度かブログでも書いているが、村上春樹氏の言葉で「自分は書かずにはいられないから書いているだけ。書くことでどこかにたどり着くということはない」という趣旨のものがある。

 

初めの頃は、どこかにたどり着くために、苦しみから抜け出すためにブログを書いていた私にとって、この言葉は衝撃的だった。

しかし、そんな私もいつのまにか、書くことがライフワークに変わっていた。

 

私にとってのブログは、今や日常と化している。

そのことがいいのか悪いのかはわからない。

 

だけれども、少なくとも私の中でブログを書き続けたいという思いは常に心のどこかに持ち続けているのだろう。

100記事の節目ごとに自分のブログに対する気持ちを確認しているが、気持ちの強弱はあれど、ブログを辞めるという選択肢に手が届くことはなかった。

 

人生は長い。そのうちの5年。

私とこのブログの付き合いは、たかが知れたものかもしれない。

そして、村上春樹氏が述べるように、私がブログを続けることで、どこかにたどり着くことはないのかもしれない。

 

それでも、書くこと自体が貴重な経験と言えるし、私に積み上がる何かを実感している。

だからこそ、書き続けることが自分にとってプラスになるという実感があるからこそ、私とブログとの関係は続いているのだ。

 

いい機会だと思い、ブログに対する気持ちを綴ってみた。