足の裏が痛い。
慢性的にお腹が痛い。
おまけに歯が痛い。
ストレスからくるものなのか。
体の調子が「良くない」というレベルではなく「悪い」
休息が必要なのだろう。
しかし、それを許されないほど忙しい。
何か対策が必要だ。
このままだと蝕まれていく感覚がある。
運動習慣か。心を落ち着かせる習慣か。
思えば帰りが遅くなるため、浴槽に浸かる習慣がなくなっていた。
生活を一つ一つ点検して、心と体をメンテナンスしないと、動き続けることの難しい年齢になったのだろう。
20代とは違い、ただがむしゃらに突き進むことはできないのだ。
取捨選択をしながら適切な場所にリソースを割く。
そういう動きしかできない体になってしまった。
一度メンタルをやってしまったことが大きい。
二度と元には戻らないのかもしれない。
限られたリソースをやりくりする能力は身についたのかもしれないが、もう少し無理の効く体でありたいと思う。
サプリメントも効果はない。
寝具を揃えても効果はない。
環境よりも気持ちの問題なのかもしれない。
私にはやらなければならないことがたくさんあるのに、それをできるだけの体力が伴わないことにもどかしさを感じる。
何とか体を誤魔化しながら、ここから先の人生も、使命を果たすために奮闘しなければならないのだろうか。
そんなヒーローじみたことを考える。
これまでの足跡を否定するわけではないけれど、
「後悔がない」といえば嘘になる。
人はいつだって無い物ねだり。
順風満帆に生きてきたとしても、どこかで苦労をしなければならない時は来る。
何度も命に及ぶような苦しみを経験して、
その度に「メメント・モリ」を体感して、
そのおかげで今の私があるのだ。
今の体の不調もまた、私が今後を生きるための糧としていかなければならない。
勝たなくても良い。負けなければ良いのだ。