「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

8月を迎えて

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8月は学生時代の名残か、

職場の雰囲気も少し緩やかになると感じる。

しかし、私に積み重なるタスクの多さは相変わらずで、私は夏季休暇も半分出勤するという有様だ。

 

そうなると遠出をすることもできず、妻は若干不貞腐れている。

その分の休暇を9月に取ることができるかどうかはまだわからないが、なるべく取りたいと思う。

 

いずれにしても、近くならないとわからないのでは、遠出の予定は立てにくい。

私はそのような環境で働いているのだ。

 

自ら望んで転職したのだから、それも仕方がない。

そう言い聞かせながら、1日1日を積み重ねている。

そんな状況だ。

1年前と2年前、私は8月に大きな転機を経験している。

今年は今のところ転機の予定はないが、ひょっとしたらここから何か発生するのかもしれない。

 

そんな期待と不安に胸を躍らせて始まる8月。

とにかく暑さに負けないようにしなければならない。

ここ2年間は人生に夢中だったからか、8月の酷暑に石気が向いていなかったのかもしれないけれど、体感してみると堪え難い暑さだ。

 

こんな時期にはまともに働くべきではないと、海外の人たちは、ロングバケーションを取得して日本に遊びにきている。

そんな姿を横目に通勤して、汗水垂らして働き続ける日本人の姿は、彼ら、彼女らから見たら滑稽に写るのかもしれない。

 

「勤勉さ」を武器に世界経済のトップに駆け上った日本人。

今やそれは過去の栄光だ。

失われた30年で、ランキングは大きく入れ替わった。

 

「変化に柔軟に対応すること」

近代に入ってから、今ほど経済的にそれを求められる時代はない。

マンパワーなものをいう時代から、いかにして楽をしてお金を稼ぐかが追求される時代へ。

オートメーション化を進めることが急務となっている。

 

プライドが邪魔をして、変化に対応できないと淘汰されていく。

人は人であることよりも、アルゴリズムの一部であることを求められているのかもしれない。

 

今年の8月は、転機を期待せずに淡々とタスクをこなしていく月になるのかもしれない。

それはそれで仕方がない。