8月は呪われたかのように、さまざまな課題が噴出する。
休みもろくに取れなかった。
体調は良くない。忙しい。
焼き払いたい。8月を焼き払いたい。
8月が終わったら、これが劇的に解消されるわけではないけれど、今年の8月は過酷だ、というイメージが強い。
だから、早く8月が終わってほしい。
ちまたの学生たちは、夏休みが終わってほしくないものだから、8月を名残惜しく思うのだろう。
私はその逆をいく。
早く、8月が終わってほしい。
Mr.Children『光の射す方へ』
「母親がいつか、愚痴るように言った、夏休みのある小学校時代に帰りたいと」
その通りだ。
1ヶ月の休暇をもらえるのであれば、私は何をするだろう。
パッと思いつくことは、山にこもって精神を回復させたいということだ。
でもめんどくさいことは嫌だから、グランピングみたいな「なんちゃってキャンプ」で良い。
そんなことを望む「都会に毒された」私の精神は、もはや自然と触れ合っても回復しないのかもしれない。
「不自然なこと」ばかりに囲まれて、「不自然な状況」ばかりに追い込まれる。
何もかもが不自然なのだ。
大きな組織にコミットするためには、どうしたって不自然に身を委ねることになるのだろうか。
「私には合わない」
そう思いながら働き続けている。
この「不自然」を自分の中で消化して「自然」にしたいとは思わない。
今は何も考えずに目の前のタスクをこなし続けているけれど、もしかしたらどこかで爆発するのかもしれない。
「今は耐える時」
そう言い聞かせながら過ごしている。
早く8月が終わって欲しい。
今週が勝負だ。
そして9月は穏やかなものであって欲しい。