「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

人生が退屈だから「ゴシップ」に飛びつく

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「人の不幸は蜜の味」

 

他に夢中になれることはないのだろうか。

他人の人生にばかり首を突っ込んでさ。

自分の人生とは向き合おうとしないばかりか、

興味すらないのかもしれない。

 

キラキラ輝いた人たちの恥部に触れて興奮する。

その興奮を忘れることができないから、そればかりを追い求める。

 

もっと自分の人生と向き合って、

自分の人生に夢中になった方が有意義なんじゃないのかな。

世界には学ぶべきことがたくさんある。

経験したことのない世界が広がっている。

 

誰かの体験を通してワクワクを得るのではなくて、自らワクワクする体験をするべきなんじゃないのかな。

リスクを恐れて「いいとこ取り」

他人の経験に乗っかっているだけならば、都合が悪くなったならば簡単に切り捨てることができる。

 

楽しむだけ楽しんで、叩くだけ叩いて、都合が悪くなったら「自分は関係ない」と逃げればいい。

そんなお手軽な娯楽ばかりが主流になっている。

 

だから人は覚悟もなく他人を叩くこと、嘲笑することに快楽を覚えるようになる。

娯楽の質が低いんじゃないか。

そう思っていても、その快楽に引き寄せられていく。

 

その魔力に飲み込まれてしまう前に、もっと主体的に自分の人生を生きるべきなんじゃないかな。

 

需要があるからメディアはゴシップを報道する。

需要がなくなれば自然と淘汰されるのだ。

 

人の感性は変わっていく。

動物的弱さを捨てて、より人間であろうとして理性的に進化していくのだ。

その歩みは歴史が証明している。

 

私たちはまだ進化の途中なのだ。

人として大切な部分を残しながら、

ある意味では機械的に理性に従って生きるように進んでいく。

 

本能の奴隷になるか。

理性の奴隷になるか。

私たちはそれを選ばなければならないのかもしれない。