最近そういうことが増えた。
主に仕事の休憩時間の話だ。
コンビニで何かを買うにしても割高ということは理解しているのだけれども、今の私には自己肯定感を高めるための消費が必要なのだろうか。
おそらく好奇心を満たすための何かを探しに、私はコンビニに足を運ぶのだ。
課題が目の前に立ち塞がっているから、一旦立ち止まって見方を変えるために、自らの脳に刺激を与える。
大抵は、よくわからない新商品の飲み物を手にして職場に戻る。
そして、大抵はまずい。
プロテイン入りのバナナヨーグルトや、少し変わったものの入った野菜ジュース。
大抵はまずいのだ。
チョコラBBやC1000タケダなど、無難なものを買うときのほうがコスパの良さを感じる。
グミやタブレットといったお菓子を買うにしてもコンビニは定価だから割高だ。
それでも買うものがないとそれに手を出す。
あまりにも長時間座ったまま画面と睨めっこをしていても、あまりアイデアは浮かんでこない。
それならば、10分ほど席を立ってリフレッシュした方が効率は良いのだろう。
そうやって無駄な消費ばかり増えていく。
代わりになるようなリフレッシュ方法があれば、無駄なお金を使って、無駄にカロリーを摂取することは減るのだろう。
しかし、それを考えることが面倒だから、私は無駄にコンビニへと足繁く通うのだ。
習慣を変えなければならない。
コンビニの変な商品を買った経験など、たいした人生の肥やしにならないのだから。
買ったものは、1ヶ月もすれば覚えていない。
変わった商品をたくさん買っているはずだが、そのほとんどをすでに私は覚えていないのだ。
なんとも無駄なものだ。