新しい時代に足を踏み込んだかのような、
何とも言えない感覚がある。
これからの時代は、一層個人主義が進むのかもしれない。
風の吹くまま気の向くままに、周りの目を気にすることなく人生を謳歌することに夢中人たちが活躍する時代なのかもしれない。
集団に足並みを揃えることを是とせずに、それぞれが最適化を目指して進んだ結果、それを集合知とすることで、人類の資産はより多くの方向に手を広げることができる。
個人が簡単に自ら取得した情報を世界に発信できるようになったものだから、世界は加速度的に膨張を続けていく。
何もAIだけではない。
人類もどんどん学習の幅を広げているのだ。
5年後も想像できない。
10年先には既存の産業の在り方が大きく変わっている可能性もある。
もしかしたら、私たちが働く必要すらない時代へと進むのかもしれない。
そうなったら、人類は個々人がひたすら自ら興味のある分野への探究を進めるのかもしれない。
それが「お金になる」とか「お金にならない」とか関係なく、ただ「生きがい」として興味を探究するのかもしれない。
命の使い方が変わるのかもしれない。
「人であること」の意味が変わるのかもしれない。
「生産性のないこと」に価値が生まれる時代になるのかもしれない。
時代は変わっていくのだ。