どんどん仕事を推し進めていく。
そして、その方向性は間違っていない。
成果を上げている。
しかし、どこかそれが自慰行為なのだ。
自分が気持ちよくなるためにやっているように見える。
そういう人はいくら優秀でも影ではバカにされている。
よくある嫉妬とかそういう類のものではなく、心からバカにされているのだ。
「周りから認められたい」
「すごいと思われたい」
誰しもそういう感情はあるだろう。
しかし、自分で自分のことを認めてあげる力が弱すぎて、周りから評価されることばかりを求めている。
そして、それが透けて見える。
そういう人は周りから哀れに見えるのだ。
私の周りにもそういう人がいる。
立場が上の人に対してはおもねるが、立場が下の人に対しては高圧的だ。
少しでもミスがあると大きな声でそれを指摘する。
その姿を見せつけて「自分はすごいだろ」とやっているつもりなのだろうが、周りからは反感を買っている。
それには気が付かずに、自慰を続ける中で、本人の気がつかないうちに、どんどん評判は落ちていく。
自分を気持ちよくさせてあげることは必要なんだけどさ。
それを表立ってやられたら気持ち悪いだけ。
それは自分の部屋に引きこもって、人目につかないようにシコシコと1人でやっていればいい。
誰かを使ってそれをすることは気持ちの悪いことなのだと自覚しなければならない。
人として未熟。
それではどんなに仕事で成果を上げていたとしても、人はついてこない。
「誰かに認めてもらいたい」
その感情が表に出ているだけで、周りからすれば自分よりも立場が低く見えるのだ。
だからバカにされる。残念な人と思われる。
気が付かないと、ずっとそのままなのだろう。
上の人も下手に気分を損ねて仕事が回らなくなることを避けたいから、表立って指摘することはない。
自分で気がつくしかないのだ。