「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

町田ゼルビアが強い理由

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ここしばらく、あまりJリーグを見なかったのだが、ふと目についたスポナビのJ1順位表を見て驚いた。

 

1位に輝く「町田」という文字。

正直、えっ?と思った。

町田ゼルビア」ってJ2のチームじゃなかったっけ?

それくらいの予備知識しかなかったからだ。

 

調べてみると、昨年から大躍進を遂げたらしい。

昨年J2でクラブ史上初の優勝を決めると、今年はJ1で快進撃を続けている。

社長が変わって一気にトップダウンのチーム改革を行なったようだ。

 

この快進撃の一番の立役者は、昨年から指揮を取る黒田監督。

 

彼の前職は高校サッカーの監督。

名門である青森山田高校の監督を長年務め、高校3冠を達成するなど実績は十分。

しかし、Jリーグでは高校の監督がいきなり監督を引き受ける事は異例とのこと。

厳しい目線を注がれてのスタートだった。

 

就任と同時に、若くて運動量のある選手を集め、90分間プレスをかけながらゴールを狙うという運動量重視のサッカーを展開。

基礎から徹底的に鍛え直し、堅守と勝ちに徹するサッカーで結果を残し続け、7試合で5勝1敗1分の首位に輝いている。

 

黒田監督が監督を引き受けた時のチームの印象は、プレーのレベルは高いが、基礎ができていない面も多い、ということ。

それを徹底的に鍛え上げて、勝ちにこだわるたいわかりやすいメッセージを浸透させることで、勝てるチームへと変貌した。

 

前線は外国人選手の個人技頼みだったり、ラフプレーが目立つなど、チームとしての課題は多いようだが、ここまでJ1で首位に立っていることは、奇跡と言っても良いくらいの功績だろう。

 

評論家の意見を見ても、J1の強豪クラブと互角以上に渡り合っており、チームとしての実力は確かなもの、とのことだ。

さらに怪我で離脱しているエースストライカーのエリキが控えているという。

 

このまま失速せずに最後まで首位をキープするのか。

今後の町田ゼルビアの戦いから目が離せない。