テーマは夢との付き合い方。
本当に大事なものはなんなのか。
生きる上でそれを見定めないと、
本当は必要のないことに固執しながら生きることになる。
それを物悲しくもポップに歌い上げた曲だ。
その時に掲げている「夢」は、
その時は確かに何よりも大事なもの。
しかし、それが永遠に続くということは稀だ。
環境や感情。
ライフステージと共に人は変わっていく。
優先順位も、生き方も、性格でさえも、
変わっていくのだ。
これから先、
死ぬまで生活が不変だという前提で、
生活を縛ってしまったならば、
リカバリに多大な労力が必要となる。
心をニュートラルにして、
変化に耐えうる余白を残しておく。
それくらいが良いのかもしれない。
余裕のない人生は生きていて辛い。
「なるようにはならない」
そういうことも人生には山ほどあるのだ。
ヨルシカ『チノカテ』