あの時ああしていれば、
もっとうまくいっていたのに、
あの時間をこう使っていれば、
成果を上げられたのに、
後悔先に立たず、
後から振り返ると、
もっと理想の自分に近づけたはずなのにと、
人はいつもそう思うもの、
それは真剣に生きている証拠、
現状から振り返って、
より良き人生を目指しているということ、
過去の自分の立場になってみれば、
そうすることしかできなかったはず、
その時の自分ではそれが精一杯、
努力すればよかったと思ってもできないし、
あの人に伝えればよかった一言も、
時間が作り出したもの、
悔しさを経験して初めて、
過去の怠惰に目が向くようになる。
それにしがみついて、
後ろ髪を引かれて、
前に進めないのは愚かなこと、
せっかく人生の復習をしているのに、
これから始まるテストに活かさないようなもの、
人生を予習することはなかなかできない。
だからこそ復習に夢中になる。
それ自体は素晴らしいこと、
だけどそれにこだわりすぎると、
いつの間にか次のテストは終わっている。
逃したら次は1年後かもしれないし、
二度と来ないかもしれない。
復習はほどほどに、