「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

恋愛がしたいです

f:id:tureture30:20190304065815j:image

 

「いくら望んでも手に入らないもの」


そういうものを挙げればキリがない。

だから人は妥協して代替物で隙間を埋める。


「縁がなかった」だとか、

「うまくいかなくて良かった」だとか、


成功してもいないのに、

成功した場合のデメリットをいくつも挙げて、

今を正当化することに躍起になる。


それを自分に言い聞かせて、

苦しみながら、

変わりながら、

少しずつ時間をかけて、

最後は納得させる。


「後から振り返ればそれで良かったと思う」


そう思うのは自己防衛本能の仕業、

思うようにいくことの方が少ない世の中、

そうしなければ人は上手に生きていけない。


生まれただけで喜ばれて、

周りが何でもしてくれて、

惜しみない愛情を与えてくれる。


多くの人はそのような環境を手に、

人生をスタートする。


王様気分で威張り散らして、

周りは何でもしてくれる。


そんな中で育つものだから、

自分は何でもできるんだって、

将来への希望を疑うことはない。


「宇宙飛行士になるんだ」

プロ野球選手になるんだ」

「YouTuberとして有名になるんだ」


もちろん夢を叶える人もいる。


でも、成功者を含めて、

遅かれ早かれ、どこかで思い知ることになる。

自分は全能でも万能でもないことを、


それはとても大事なことで、

それを経験できないことは不幸なこと、


だけれども、

少しやり方を間違えてしまうと、

大事なものを手放すことに躊躇いがなくなって、

「妥協すること」が「生きること」になって、

我慢することが美徳だとか、

自分で自分を飼いならすようになってしまう。


「それが大人になるということ」


そう思わないと、

生きられないくらいに辛いことはたくさんあるから、

苦しいことだらけだから、

間違えてはいないんだけれども、


妥協することに慣れてしまうと、

やるべき努力すら怠るようになってしまう。

どんどん立場を失っていく。


失った立場にまた慣れて、

その範囲で幸せを見つけて、

伝家の宝刀を取り出して、


「後から振り返ればそれで良かったと思う」


今を認めてあげることは大事なこと、

でも妥協と馴れ合いをするつもりはない。


まだまだ燃えていたいんだ。

諦めたくないんだ。


恋愛だって結婚だって、

デメリットを挙げればキリがない。

でも命がそれを求めているのだから仕方がない。


私は恋愛をしたいし、

その先に結婚をしたいのだ。


「あきらめたらそこで試合終了」


安西先生

恋愛がしたいです。


報われる恋愛が、

したいです。