「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

女性の身勝手さに振り回されたい

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例のこじれている子が夢に出てきた。

「もう気にしないでいいじゃん!いいから手伝って!」って、

夢の中の彼女はそう言っていた。

 

例のこじれている子

tureture30.hatenadiary.jp

 


それに対して、

夢の中の私は何も言えなかったけれど、

そこまで突き抜けて来られたら、

なんだか許せるような気がした。


それを変に避けられて、

気まずそうにされて、

自分で選んだ道なのに、

その気はないのだろうけど、

辛そうな態度を見せつけられて、


だから余計にイライラしてしまう。

存在を認知するだけでも気に触るほどに、


もはや重症だ。


「もっと身勝手に接してくれたら、

こっちだって気を使わなくて済むのに」


夢から覚めたときにそう思った。


私はきっと振り回されることが嫌いではない。

「人から頼られること」が好きだから、


結局は意地を張っているだけ、


道徳的にどうだとか、

不誠実さが許せないとか、

理屈を並べて、


「自分のやり方」というシステムに当て込んで、

「許せない」という選択肢を振りかざしているだけ、


これまでの自分を否定したくないから、

一部の不誠実さのせいで、

せっかく構築したシステムを作り直したくないから、


だから「例外処理」として、

気に食わない奴らを「誠実に接する」の対象から除外して、

自己満足に浸っている。


でもそれって本当に自己満足に過ぎない。


気に食わない奴らが目の前からいなくなれば満足なの?

そんなことで満足する自分に満足するの?


答えは「No」だ。


「誠実さ」の看板を掲げているくせに、

「例外処理」なんてものを設けて、

納得しない自分を押し込めて、


「もっと器の大きな人間になりたい」

そんなことを思っている。


器の小ささに嫌気が差す。

「理想の自分」からは遠ざかるばかり、


振り回されるくらいがちょうどいいのだ。


「女に振り回されること」

 

それを許容できないような、

器の小さな男で終わりたくないから、


振り回されても悠々と文句一つ言わないで、

尻に敷かれていてもイザというときには頼りになる。


所詮、

女性にとっての「頼りになる男」というものは、

そういうものなのだ。


「都合のいいときにだけ頼りにされる」


それでも、

好きな人が笑顔を絶やさなければ、

明るく元気で側にいてくれれば、

それでいいじゃないか。


その笑顔が凍りついてしまったら、

たまらなく悲しいのだから、


「好き」って、

そういうものでしょ。


そんな風に心の底から思える、

そんな男でありたい。