ディズニー映画『リメンバー・ミー』
久々に泣いた映画、
カルマを表している。
血筋だとか、
家系だとか、
理性や規則では縛れない。
業というもの、
人には誰にも使命がある。
為すべきこと、
それを信じられないと、
生きることは無味無臭になってしまう。
彩りを与えるのは自分自身、
何を信じてどう生きるか。
ミゲルの選択は本能的なもの、
それでいて本源的なもの、
最後は音楽よりも家族、
「居場所に戻っていく」
それも素敵な選択、
人は居場所がなければ生きてはいけない。
利害ではなくて愛の繋がり、
それは何にも変えられない宝物、
ジョン・ラセターらしさ、
最後は家族の絆、
とても愛に満ちた人なのだろう。
「リメンバー・ミー」
「私を思い出して」
人は二度死ぬ。
一度目は命を失った時、
二度目は忘れられた時、
そういうテーマ、
「人はいつ死ぬと思う…?
心臓を銃で撃ち抜かれた時…
…違う不治の病に犯された時…
…違う猛毒キノコのスープを飲んだ時……
違う!!!…人に忘れられた時さ…!!!」
命をつなぐために生きる。
それも一つ、
生きた証を刻むために生きる。
それも一つ、
生きるって、
単純なことではない。
最後の時に、
愛に包まれて、
愛する人たちに囲まれて、
生きた証を噛み締めながら、
一生を終えること、
それが、
何よりの幸せなのかもしれない。