若いほどに多感だ。
全てのものが色鮮やかに、
世界が輝いて見える。
歳をとるにつれて、
色々と諦めるようになる。
それは体の機能が衰えたり、
立場に縛られて自由が効かなくなったり、
経験値を積み重ねることで心が動かなくなってしまうから、
だから、
「これをしたい」だとか、
「あそこに行きたい」だとか、
欲望があるうちにそれを叶えてあげたほうがいい。
「欲望があるうちが華」
まともに生きていれば欲望ってものは、
徐々に薄らいでいってしまうもの、
天井が見えてしまうから、
これでいいやって、
現実を受け入れて、
どこかで妥協して、
「あれもすれば良かったな」
歳を取ればとるほどに、
そういうものは増えてくる。
いつだって今が一番若いのだ。
やりたいことを引っ掴んで離さない。
それくらいの気概があっていいのかもしれない。
あれやこれやと、
周りのことばかり考えて、
ああだこうだと頭を悩ませたって、
行動できなかったならば、
「できなかった」という結果が残るだけ、
やりたいことがあるならば、
やりたいうちにやろう。
その欲望がどこまで続くかわからない。
歳をとってからでもやりたいことを増やすことはできるけれど、
今しかできないことだってある。
それだけは忘れてはならないな。
今やりたいことに正直に生きたい。