野球記事です。
いよいよ運命のドラフトとなります。
※追記
「これを書いている間に、
ヤクルトがまさかの奥川くん指名を公言しました。
書き直そうかとも思ったのですが、
あまりにも修正範囲が多いので追記で対応します。
おかしな箇所があるかもですがご了承ください。」
今回は昨年とは真逆で投手偏重の年、
どう考えてもスワローズの課題は投手陣、
上から3つくらい即戦力を中心に投手をとってもいいくらいです。
今年は勝負をかけてほしいところ、
私見ですが、
1位で指名してほしい選手を4人挙げます。
●奥川 恭伸(星稜高)
「即戦力を指名」と書きましたが、
高卒でも彼にはそれを期待してもいいのかもしれません。
延長戦に突入しても150kmを連発するスタミナ、
抜くところで抜けるクレバーな投球術、
変化量を使い分けられる一級品のスライダー、
小中と日本一を経験、
勝ち方を知っている投手です。
課題はシーズンを通して投げられるのか、
ということですが、
夏頃に上がってきて半年でも十分に即戦力でしょう。
一部では松阪、マー君レベルとの声も、
それだけの選手です。
1試合だけを投げきる能力ならば大学・社会人を含めても、
「即戦力」としてNO1かもしれません。
競合必至ですが、
行かない理由はないでしょう。
●森下 暢仁(明治大)
今年の大学NO1との評価、
最速155kmから常時140後半の直球、
大きく割れるカーブを中心に変化球の質もよく、
「即戦力」の筆頭に挙がる投手です。
安定感という点では最も信頼できるでしょう。
奥川くんは超高校級とはいえ高校生、
シーズンを通して投げる継続的なメンタルやスタミナとなると、
森下くんに軍配が上がります。
六大学のスターという意味では、
スワローズ向きの選手、
慣れ親しんだ神宮球場で実力を発揮してくれるはずです。
こちらも競合の可能性は高いです。
佐々木くん回避の動きで入札が集まる可能性もあります。
あとはチームとしてどう戦略を取るか。
※追記
「ヤクルトは奥川くんを公言、
可能性はかなり低いですが、
もしもハズレで残っている場合はかなりの指名が集中するでしょう。
ハズレの最多は佐々木千尋の4球団ですが、
それを超えること必至です。」
奥川くんか森下くんを当ててくれれば文句はないのですが、
9度連続で1位の抽選を外しているスワローズ、
今回も外れる可能性は十分にあります。
というよりも外れるでしょう。
その前提で指名を考えないといけません。
最低でも2回外すくらいは想定してくれないと、
その場合は、
残った選手の中で即戦力投手に舵を切ってほしい。
順位繰り上げ指名のような愚行が今の惨状に繋がっています。
その場合に指名してほしいのがこの2選手、
●宮川 哲(東芝)
最速154kmの直球と、
プロでもなかなかいないレベルと定評のあるカットボール、
更には空振りを取れるフォークまで、
奪三振率が高く四球が少ない効率の良さ、
守備に左右されず投手として力がある証拠です。
大学・社会人と着々と力をつけて、
先発、リリーフどちらの経験もあり、
まさに「即戦力」という言葉が似合う投手です。
スワローズの投手事情ならば、
1年目から出てくるでしょう。
私の中では即戦力と見た場合は「外れ1位」の筆頭です。
●太田 龍(JR東日本)
190cm、88kgと堂々たる体格、
ここ最近の傾向だとやはりサイズは重要です。
去年の記事で候補に上げた梅津は中日が2位で指名して、
1年目から出てきています。
多少ばらつきがあっても球威と角度で1年目は通用するはず、
そこから自信をつければ2年目以降に繋がります。
最速153kmの直球と高い奪三振率、
都市対抗では課題の制球も大きく改善とのこと、
高卒3年目でまだ21歳、
伸びしろ十分な上にリリーフならばすぐにでも出てくるでしょう。
以上、
4選手を挙げました。
今回の目玉は奥川くんと佐々木くん、
そして即戦力の森下くん、
佐々木くんはU18で評価を下げたと言われますが、
もともと即戦力として考えていた球団はないでしょう。
公言した日ハム、ロッテを始め4球団は固いと思います。
ただスワローズに育てられるかどうか。
最後に1位抽選を当てた佐藤由規と重なります。
東北出身の本格派で怪我しがち、
当時の日本人最速161kmを記録し、
ハマったときは目を瞠る活躍をしましたが、
長年ケガに泣かされました。
球団としては
「プランはある」
と自信はあるみたいですが・・・
競合は避けないチーム、
さらにここ数年の傾向だと、
高卒の一番いい選手に特攻なので、
指名しそうな気はしますが・・・
高津新監督の意向で「即戦力投手」ときたので、
今年はさすがに無いか。
※追記
「高卒で一番良く即戦力としての指名と来ましたね。
奥川くんならば個人的には突っ込んでもありです。
ただ単独の森下くんならばそちらを優先して欲しいところ、
難しいです。」
どのような結果になるかはわかりませんが、
すべての指名選手にとって、
大きく人生を開く機会になることを祈って、