「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

何もない

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「結婚」だの「出産」だの「育児」だの、

周りはそんなイベントで盛り上がっている。


私には何も起こらない。

 

「何のために生きているのだろう」

そう思うことが増えた。

 

「親に対する責任」くらいしか思い当たらない。


俗にいう「平均年齢」


ライフイベントって、

実にうまくできているのだなと感心する。


きっとうまい具合に、

悩むべき時に悩むことがあって、

その悩みに身を委ねていれば、

余計なことを考えずに生きていけるのだろう。


「エネルギーの使いどころがない」

だから生きている意味が分からない。


余計なことばかり考えて、

エネルギーを発散させているのだ。


だけれども「余計なこと」

文字通り「余計」なのだ。


その先には何もない。

現実は先に進まない。

「虚無」だ。


だから余計に虚しくなる。

嫌でも比べてしまうのだ。


周りはどんどん進んでいく。

私は何も変わらない。


何とも月並な悩み、


メタ認知を繰り返して、

自分の立ち位置を理解したつもりになっていても、

結局はこういうことで悩むのだな。


「この苦しみから救い出してくれ」

「結婚」に対する期待値は高まる一方、


まさに悪循環だ。

これがきっと「こじらせる」メカニズムなのだろう。

誰かに救いを求めたところでどうにもならない。


自分で自分を満たしてあげる。

そのためにはどうしたらいいのかな。


自粛、自粛って、

手足を縛られた状態で楽しみを見出せって、

もはやそんな状況だ。


「夢中になれること」

どこかに転がっていないかな。


口をパクパクとしているだけで、

食べ物が転がり込んでくることを期待する「ひな鳥」か。


「生きるに足る理由」

それを自分で見つけるしかない。


漫然と進む時の中で、

私は「生きている実感」が欲しいのだ。


気を付けないと、

また「病気」にしがみついてしまう。

あんな苦しみはもうごめんだ。


その前に何かをみつけないと、