Laugh Tale(ラフテル)

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「辛いことの総量はみんな同じ、

だから苦しんだ人ほどあとになって幸せが来るはず」


そんな慰めよりも、

「これまでの業によって今の自分がある」

そっちのほうがよほど納得できる。


都合の良い解釈に頼って、

それを慰めにしたところで惨めになるだけ、


村上春樹ノルウェイの森

「自分に同情するなんて卑劣なやつのすることだ」


「よくやった。よくやった。本当によくやった」

人に声をかけるならばいい。


だけれども現状に満足もしていないのに、

自分に言い聞かせるように、

自分で自分を慰める。


精神的自慰行為ってやつだ。


「それって妥協なんじゃないの?」


そう問いかけられたならば、

間髪入れずに「YES」と答える自信がある。


「生きるって苦しい」


20代までは大して苦労なんてしていなかった気がする。


信じるものがあって、

それを抱えながらがむしゃらにただ真っすぐに生きてきた。

だけれどもそれを失ってしまった。


どうにもならない現実に直面して、

なんとかその分厚い岩盤を突き破ったけれど、

見える景色は変わってしまった。


「人生はキレイごとじゃない」


命に宿る無限の可能性を信じ切って、

一生を終える人ってこの世にどれだけいるのかな。


子供の頃は誰しも信じることができる。

それが子供の特権であり子供らしさ、

いわば聖域だから奪ってはならないもの、


しかし徐々に、

苦しい思いをして、

世界は広がっていって、

「幼稚な全能感」

そういうものは消滅する。


そのさきの人生のほうがうんと長い。

そしてそのさきの苦しみのほうがずっと多い。


レジリエンス


折れない心よりも、

しなやかな心、


私の場合は30を過ぎてから、

一気に苦しみが押し寄せてきた。

これから先も苦しいことばかりだと思う。


だけれども生きるのだ。


その苦しみをしなやかに受け止めて、

耐えて、耐えて、最後は反動で押し返す。

それくらいにはタフじゃないといけないな。


ONE PIECE

「失ったものばかりを数えるな。

お前さんに残されたものは何だ」


私には何が残っているのかな。


これまで積み重ねてきた「経験」かな。

それとも築き上げてきた「理想」かな。


「仲間がいるよ」


確かに仲間はいる。


だけれどもこればっかしは、

自分で掴み取らないといけないのだ。


「生きる目的」


生きるって苦しいことばかり、

それに耐えることが生きる目的なのかな。


そんなはずはないな。

その先にあるものに目を向けないと、


靄がかってかすかに見える、

その先にあるものを確かにするために、

我々は生きているのだ。


その先に見えるものはなんだい?


「Laugh Tale(ラフテル)」


ONE PIECE』における旅の終着点、

その由来が明らかになった。


「生きる目的」なんて、

あってないようなものだ。


最後にバカみたいに笑えればいい。


一人残らずバカみたいに大口を開けて、

心の底から笑い合えればいい。


人生なんて笑い話、

それくらい気楽に生きたいものだ。