「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「食事の相性」ってあるのかもしれない

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去年デートを重ねていた女性がよく口にしていた言葉、

「私は味音痴なので、何を食べても大体美味しいと思います」


私は別にグルメでも何でもないけれど、

麻婆豆腐を食したときに「山椒が効いていて美味しいね」と言ったら、

「山椒の味がわかるなんでグルメですね」と返された。


山椒なんて、かなり特徴的な刺激をもたらす食材だ。

「えっ?」とは思ったけれど、気にせず美味しそうに食べ続ける彼女、


その子との食事では不思議なことが多かった。


「これを食べよう」と決めて入ったお店で、急に「全く違うもの」を頼んだり、

彼女が「美味しい、美味しい」と言って食べるパエリアが、私にはあまり美味しく感じなかったり、


「だから」というわけではないけれど、

彼女との食事はあまり会話が弾まなかった。


当時、記事にしたけれど、

横に並んで散歩をしているときは自然に会話が弾むのに、

対面での食事になると弾まない。

もしかしたらこれも「食事の相性」によるものだったのかもしれない。


楽しく食卓を囲める人とは「体の相性がいい」だなんて、

ある有名ブロガーさんがそんな持論を書いていた。


もちろん私にそれを確かめられるような甲斐性はないものだから、

真偽のほどはわからないけれど、

「食事の時に楽しい時間を過ごせるか」

それって大事なことなのかもしれない。(体の相性はさておいても)


その観点で思い返してみると、

辞めてしまった職場の元後輩女子、

あの子と食事に行った時は面白かった記憶がある。

会社や元同僚の批判ばかりで辟易した記憶もあるけれど、


その後、何度か「職探しの相談」と称して連絡が来たりしたけれど、

ぞんざいな扱いをしてしまったな。


だけれども、ぞんざいな扱いをできるくらいだから、

もしかしたら彼女とは相性が良かったのかもしれない。(「体」とは言っていない)


なんだか「孤独」に苛まれすぎたのか。

過去のあらゆる可能性に思いを馳せている自分がいる。


一応「出会いの数」だけは重ねてきたものだから、

一種の「慰め」として作用しているのだろうか。


良い傾向なのか。悪い傾向なのか。

その判断すらつかないな。