「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「メンタルが弱い」と自称する人

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「自分はメンタルが弱い」

「病んでしまいそう」

そうやって自分を客観的に見られるうちは大丈夫だ。

 

本当にメンタルを病んでしまったならば、それが顕在化するまで自分で気がつくことはできない。

アクセルを踏み込みすぎたら、交感神経優位型の症状が現れる。

それでもブレーキを踏むことができなかったら、いわばブラックアウトのような感覚で、ぷつりと切れる。

副交感神経が優位となり強制的に体を休ませるモードに入るのだ。

 

「ヤバい。ヤバい。」

そうやって気持ちをコントロールしているうちはまだ良い。

私も一度経験したが、本当にヤバい時は音もなく突然症状が現れる。

後から振り返れば前兆はあったことに気がつく。

でも、その時はとにかく目の前のことにしか目が向かずに、自分の心にすら気を配る余裕がなかったのだ。

 

「メンタルが弱い」

逆に聞きたいが、メンタルに強い、弱いなどあるのだろうか。

限界の閾値に個人差はあまりないと思う。

それよりも、ストレスをセルフコントロールできているか否かが大事。

 

刺激を受けて、それを順序立てて自ら対処可能だと判断できれば、ストレスは軽減できる。

刺激を受けて、それを対処する術がわからない時、それが大きな心理的負荷となる。

その負荷が積み重なっていくと、メンタルは蝕まれていくのだ。

気が付かない速度でゆっくりと。

 

内容をまとめる。

人に話せるうちは、なお良い。

人に話さなくても、心理的負荷が大きいことを自認できているうちは、まだ良い。

だから「メンタルが弱い」と自称する人は、おそらくそうではない人と比較して、メンタルを病む確率が低いのだろう。

 

だから「メンタルが弱い」と言われたら、「この人はまだ大丈夫だな」と、そう思っておけば良い。

その後、その人が何も主張しなくなったら本格的に危険だ。

そうなった時にフォローをする必要がある。

 

やはり、何でも話し合えることは重要だ。

とりあえずの話し相手になるだけでも、おそらくストレス改善効果はある。

 

普段からできるだけ、自分のコミュニケーションコストを下げておく必要があるのだ。

「メンタルが弱い」と主張されて、そう感じた。