「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

人畜無害

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いてもいなくても同じ、

 


「毒」にも「薬」にもならない。

かと言って命を繋ぐために必要な「水」というわけでもない。

 


組織が大きくなればなるほどに、

個人にフォーカスされにくくなる。

 


「ある場所」ではなくてはならない存在、

だけれども「ある場所」ではいてもいなくても変わらない。

そういうことは往々にしてあるものだ。

 


「首相」だとか「大統領」

 


大きな影響力を持っているように見えるけれども、

その裏ではたくさんの人が動いている。

結局は「集団の意見」を矢面に立って打ち出すシンボルのようなもの、

 


もしかしたら「国」で一番の権力者も、

「家庭」では居場所がないかもしれない。

 


「役割」ってものはさ。

「立場」によって、その顔を180度変えるもの、

 


だけれども「自分」にとっての「自分」

そこにはしっかりと「役割」を与えてあげないといけないんじゃないかな。

 


「自分」が「自分」に対して期待しなくなってしまったら、

何のために生きているのかわからなくなる。

 


自らの「感情」や「ストレス」をコントロールしようとしてさ。

「無害化」に躍起になる現代人、

その「無害化」の過程で「大事なもの」までフィルターにかけてはいないだろうか。

 


「居場所」があるってことはさ。

「役割」があるってことはさ。

期待してくれる相手がいるということ、

 


ろ過する過程で、

「ストレス」と同時に、そんな「期待」まで取り除いてしまったら、

手元には何が残るのだろうか。

 


「人畜無害」

 


「無害化」しすぎて、自分にとって自分がいてもいなくても変わらない。

そうなってしまったら元も子もないのだ。

 


「最適化」しすぎると「生きがい」すら見失う。

もしかしたらこの先は「無駄なもの」が価値を持つようになるのかもしれない。