「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

最近また筆が進むようになった

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転職してからしばらくは、ストックを食い潰したり、

私のことではない記事で穴埋めをしてブログを更新し続けてきた。

 

なんとか連続更新日数は確保してきたけれど、

どこか限界を感じていたところもあった。

 

忙しく物理的に時間を取れない。

心が騒がしすぎて感情をまとめることができない。

環境の変化が激しすぎて、ストックしていた記事の内容と私の気持ちに乖離が生じて、すぐに使えなくなってしまう。

 

いろんな要因があり、ギリギリのところでブログを更新し続けてきた。

野球記事や音楽記事、私の内面ではない、私の外側のことを書き繋いで、

私のブログはここまできたのだ。

 

だけれども、不思議なことにここ最近は、

「書きたいこと」がまた増えてきた。

 

心境の変化だろうか。

ある程度、心の整理がついたのだろうか。

仕事もプライベートも忙しくなる一方だけれども、

その忙しさに対する私のメンタリティが変わったのだろうか。

 

おそらく、要因は単純に言語化できるものではない。

 

私は、今の私の人生に少しずつコミットしてきているのかもしれない。

物理的には忙しくなるけれど、仕事では少しずつ実績を積み上げて、立ち位置を確保しつつある。

割り切るところと、割り切ってはいけないところの判断をできるくらいのサンプルは揃ってきた。

その分、精神的にはゆとりができているのだろう。

 

私は元々、時間をかければ環境を自分のものにすることのできるタイプの人間だ。

 

何をするにしてもセンスのある方ではないから、初めてやることは大抵うまくできない。

しかし、そこからトライアンドエラーを繰り返して、怒られながらも粘り強く、

求められる成果へと歩みを続けることに関しては、ちょっとした自信がある。

 

さらに、4年ほど毎日ブログを書き続けてきたことで、

メタ認知のスキルだけは本が書けるくらいの域に達していると自負している。

 

これまで私は、粘り強く今の環境に慣れようと努力をしてきた。

だから、そろそろ「今の環境」を自分のものにできる頃合いなのかもしれない。

 

「気になることがあったら言うけれど、基本的には任せる」という上司から指摘を受けることは減った。

打ち合わせのたびに、ボロクソに指摘をされていた時を考えると大した進歩だ。

 

私は「私のやり方にこだわる人間」だから、初めから「郷に入っては郷に従う」ことができない。

だから初めてやることは大抵うまくできない。

 

だけれども、「自分のやり方」と「郷でのルール」を擦り合わせながら、

「新しいやり方」を開発することを志して動くので、一度自分のものにしてしまえば、だいぶ効率の良いシステムを構築することができる。

 

そろそろ頃合いか。

私の時代が来た。

 

しかし、もう少ししたら、結婚生活という大きな変化が待ち受けている予定だ。

私はまた、ゼロから環境にコミットしていかないといけないのだ。

 

妻にボロクソに言われながら、

少しずつ、また私は「新しいやり方」を作り出さなければならないのだろう。

 

また、余裕が無くなり遅筆になること請け合いだ。

今のうちに沢山ストックを書き溜めておこう。

 

私にとってのブログ。

私の歩みを記録したアーカイブだ。

 

私が生きてきた人生の10分の1余りを、

私は毎日書き連ねてきたことになる。

 

転職したときには、環境が変わることで、

毎日更新することは難しいと思っていたけれど、

なんだかんだで私は毎日ブログを書き続けてきたのだ。

 

とことん自分と向き合ってきたこの4年間。

自分の人生をあきらめずに、望む方向へと歩み続けてきた。

その結果として、私の人生は大きく変わった。

 

何度傷を負っても、何度膝をついても、

時間をかけて前へと進んできたのだ。

 

大変だけれども、進む方向から光が射していることだけは実感できる。

今は報われる努力をしている。

そう実感できることがありがたい。

 

だから言葉が出てくるのかもしれない。

 

心に言葉が浮かんでくる限り、

私は書き続けることができるのだ。