「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「人類の未来に希望を持つ」ということ

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前にも同じテーマで記事を書いた記憶があったはずだが、改めて書きたくなったので、筆を執る。

 

私は小さな存在だ。

周りの人に対して、その人たちの幸せを願うだけの余裕も力もない。

もしかしたら、妻に対しても十分ではないのかもしれない。

 

数年前に、世界中がコロナ禍に包まれた。

その年の翌年に、私は念頭の目標として「人類の未来に希望を持ち続ける一年としたい」ということを掲げた。

 

それを根底に置くことで、目の前の人たちの可能性を信じることができる。

人類は、まだまだ終わることなどなく、輝かしい未来に向けて歩みを進めることができる。

 

それを信じていなければ、個人主義は加速していき、「自分さえ良ければそれで良い」と、そういう世の中になりかねないと感じたからだ。

 

そこから数年が経ち、私自身の環境は大きく変わったけれど、私が思うほど、私の心は成長していないのかもしれない。

 

「人類の未来に対する希望」

 

私はまだそれを抱くことができていない。

不安定な社会情勢。

日本は、世界の経済成長から取り残されている。

その中に存在する私。

 

「人類」を通して、「自分」の可能性を信じること。

それが必要だと思っていたけれど、もしかしたら逆なのかもしれない。

 

私は私の人生に対して希望を持つ。

そちらの方が手っ取り早いのだろうか。

それも難しいのだけれども、周りに期待するよりは容易なのかもしれない。

 

小さなところから、大きく広げていく。

スモールスタートは、新規ビジネス開始の定石だ。

 

大きなビジョンを描きながらも、小さなところからコツコツと積み上げていく。

結局は、どんなビジョンも、そうやって育てていくのだろう。

 

前にアーティストの「ゆず」がテレビで言っていた。

路上の下積みはあったものの、割と早くに売れた「ゆず」の2人。

トントン拍子に音楽人生が進むものの、彼らの中では「大きな壁」があったと言う。

 

体系的に音楽を学んできた人たちとの差。

同じ時期に売れた「コブクロ」との差を感じた彼らは、ゼロから体系的に音楽を学び直したらしい。

その経験があって、今に至るまで長い間活躍するアーティストへと成長できた。

彼らは、そう語っていた。

 

何事も、地道にコツコツと積み上げなければ、どこかで行き詰まるのだ。

それは歴史が証明してきたこと。

 

だから、私もできるところからコツコツ始めていこう。

それしか道はないのだ。