「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

歳を取れば取るほどに、人のために動きたくなる

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ある意味では「天井が見えてくる」

それが大きな要因なのかもしれない。

 

歳を取れば取るほどに、これまで長い子と所属してきた人類というグループに対して、帰属意識が高まるのだろうか。

 

だから、人類というグループに対して貢献したい、

そういう思いから「誰か」のために動きたくなる。

そういうことなのかもしれない。

 

あるいは、自分の生きた証をこの地に残したい、

そういう思いもあるのかもしれない。

 

私の周りにいる少し年上の方たちは、こぞって私を含む若者たちを支援してくれる。

そういう土壌に対して有難いと思う気持ち、

いつまで経っても忘れずにいたい。

 

人はともすれば、身勝手になりがちだ。

楽な方向にばかり流れるのが人の性質と言っても過言ではない。

 

多くの場合、自己承認欲求を簡単に満たすことは難しい。

そういう状況が長く続くと、自己承認欲求が満たされずに、長いこと彷徨うモンスターになりかねない。

 

自分で自分のことを適度に認めてあげられる人ほど、魅力的な人が多いと私は感じる。

そのためには、幼少期に自己肯定感を高める必要があるのだろうか。

 

子供の頃は、自分が中心だと思っていた方が幸せだ。

そこから徐々に挫折を繰り返して、角を落としていく。

その作業が綺麗であればあるほどに、素敵な大人へと成長していくのかもしれない。

 

「人は一人では生きていけない」

だからこそ、人とのつながりに喜びを感じることができる。

私たちは、人の中で揉まれて、人の中で磨かれるのだ。

 

長く生きること。

善く生きること。

私たちは、もっと「命の使い方」に目を向けるべきではないだろうか。

 

この世に生を受けた瞬間の産声が、

嬉し涙なのか。それとも悲し涙なのか。

それを決めるのは自分でしかない。

 

最後に幸せだったと思うために、

私たちは最後の瞬間まで、必死に幸せを追い求めて生きているのだ。