「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「なんとかなる」という思い上がり

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ポジティブなことが人生にとってプラスになることは確かにある。

 

しかしながら、ポジティブであるあまり、希望的観測に基づいて行動規範を決めてしまったならば、不測の事態に立ち往生してしまうことになるのだ。

 

今年の私はイケイケだったものだから、どこかポジティブに舵を切っていた。

夏頃までは、うまくいくことばかりだったから、あまり考えずに「なんとかなる」で突き進み、実際になんとかなっていた。

 

しかしながら、そんなイケイケの期間はそこまで長く続くわけはなく、「あまりうまくいかない時期」に突入することになる。

 

人生とは不思議なもので、うまくいく時期は何をやってもうまくいくし、逆にうまくいかない時期は、何をやってもうまくいかないものだ。

 

今の私は「うまくいかない時期」

考えずに突き進んだ結果、課題にぶち当たることが増えた。

うまくいく時期には気にもせず突き進んでいたはずなのに、今はそれを突き破るだけの推進力は持ち合わせていない。

 

メンタルの問題だろうか。

あまりにも課題が多すぎると、一度立ち止まって考えることになる。

スーパーマリオが加速してビーダッシュ状態で進んでいたが、ハンマーブラスのハンマーに気がつき、急ブレーキをかけるようなものだろう。

 

相手がクッパともなれば、飛んでくるハンマーの数は尋常ではない。

それをかいくぐるためのタイミングを探っている状態が、いまの私なのだろうか。

 

そう考えると、この状況を乗り越えれば、クッパをマグマの中に落として、ピーチ姫と出会えるのかもしれない。

辿り着く先がピーチ姫に化けたキノピオだとしても、それはそれで先に進むことになれば良い。

 

スーパーマリオの話がしたいのではない。

話を戻そう。

 

今年の私は、大きな変化と共に生きてきた。

妻と出会い、そして結婚した。

ある意味では、今の状況は、ピーチ姫と出会った後の話と言えるのだろうか。

 

ゲームではハッピーエンドで済む話であっても、現実はそれから先の生活があるのだ。

 

「良い時もあれば悪い時もある」

 

それくらいのメタ認知はできているつもりだけれども、「良い時期」から徐々に流れが変わり、「悪い時期」へと進む過渡期にはメンタルを削られる。

 

ギャップを埋めるまでが大変なのだ。

人生の端っこと端っこが、短いスパンで来るとなると、さすがに戸惑いを隠せない。

 

今の私の状況は、そこまで極端ではないけれど、とても振れ幅が大きい。

例え、それが望む変化だとしても、変化は人に大きなストレスを与えるのだ。

 

もう少し、地に足をつけながら、着実に歩みを進めるべきだと思う。

今はその余裕がない。

だけれども、余裕がないことは言い訳にならない。

 

もう一回り、器を大きくしなければならない、

そんなライフステージに差し掛かったのだろう。

 

浮き足立つことなく、

地に足をつけて進みたい。

今は切にそう思う。