アルゼンチン3-3フランス
(PK4-2)
大方の予想では、タレントを揃えるフランス優位との見方が強かったが、最後に最高のパフォーマンスを見せたアルゼンチン!
それに対して、脅威の粘りを見せたフランス!
本当に歴史に残る名勝負でした!
これはすごい試合だった!
遅くまで起きていて良かったです!
序盤からアルゼンチンの方がいいサッカーをしていました。
ディフェンスの強度が素晴らしかったですね。
しかし、ワンプレーで流れは変わります。
2-0のアルゼンチンリードから、後半にフランスがエムバペのPKで1点を返すと、そこから1分後、一気にエムバペが素晴らしいボレーで流し込み同点!
両者譲らずに延長戦にもつれ込みます。
そして延長後半にメッシ!気迫のゴールでアルゼンチンが3-2と勝ち越し!
延長後半に再びアルゼンチンがリードとなります。
しかし、しかし、延長戦終了間際に、フランスは再度PKを獲得!
これをエムバペが決めて3-3の同点となります!
これでエムバペはハットトリック!
最後の最後まで、両者得点を狙い続けるも、
ビックセーブもあり、そのままPK戦に突入します。
最後は、PK要員としてフレッシュな選手を最後に投入したアルゼンチンが栄冠を手にしました。
注目された両チームのエース、
アルゼンチンのメッシと、フランスのエムバペ。
新旧の世界最高選手と言える両雄が、
素晴らしい存在感を示した試合でしたね!
グループステージでは、サウジアラビアに不覚を取ったアルゼンチンですが、準決勝と決勝のパフォーマンスは圧巻でした。
今年のプロ野球日本シリーズのオリックスのように、試合を重ねるにつれて、チームの最適解を見つけ、優勝に結びついた印象です。
35歳となり、サッカー選手としては大ベテラン。
それでも最後の2試合のメッシは、紛れもなく世界最高のプレイヤーでしたね。
一人でサイドを切り裂いての決定機を作る演出、中央からはワンタッチで起点となり決定機を演出。
ここぞで、自らゴールを奪う決定力。
今回のアルゼンチンは、メッシのチームでした。
歴代最高のサッカー選手と呼び声の高いメッシのキャリアで唯一足りなかったものが、母国のW杯での栄冠です。
大会MVPにも輝き、
自身が代表引退を宣言した最後の大会で、文句なしにその大会を自らのための大会に変えましたね!
クラブでは、長年いくつもの歴史を塗り替える圧巻の結果を残し続けたリオネル・メッシ!
感情を表に出さない彼が、この大会では感情を露わにしていました。
どうしても、掴み取りたかった栄冠です。
チームとしても、メッシのその気持ちに応えたいと一丸となっていました。
日本が敗退してから、私が最も応援していた国はアルゼンチンでした。
やはり、メッシにW杯を取らせないでキャリアを終わらせることは、サッカーをある程度見てきた人からすれば受け入れ難いでしょう。
そして、見事に自らの手で掴み取った36年ぶりの栄冠!感無量でしょう!
スポーツの素晴らしさを改めて感じさせていただいた試合でした。
W杯を取ることの難しさ。
これでメッシは、数試合を戦ったのちにアルゼンチン代表を引退する予定とのことです。
ライバルだったクリスティアーノ・ロナウドもポルトガル代表を引退。
一つの時代が終わりました。
日本にとっては躍進となる大会でした。
いずれは、このような舞台で、優勝を争う日が来るのでしょう。
また、新しい時代が始まります。