言葉然り、文章然り、
自分の思っていることを相手に的確に伝えることは難しい。
今の会社に転職するにあたり、私の強みは「人と人との間に入り調整する力」だと考えていた。
だから、それを高めるための転職にしたいと考え、今の会社に入った。
実際に、今の会社ではそういう役割を任される機会が多い。
多過ぎて嫌になる程だ。
そうなると力不足を痛感する。
そして、その「力不足」の根底にあるのは「伝える力」であると感じる。
6年もブログを書き続けているのに、私にはまだビジネスで求められる「伝える力」が不足しているようだ。
足りない力を認識することは大事なことなのだろう。
その点では、まだ私には見込みがあるのかもしれない。
ミッドナイトクライシスを感じる年齢に差し掛かったこの時に、スキル不足を痛感することは正直堪える。
もはやポテンシャルを加味して評価される年齢ではなくなった。
あらゆる場面でリーダーとしての役割が求められる。
これまで自分ではスキルを培ってきたつもりだったけれど、私の努力が足りなかったのだろうか。
30を越えたあたりで、一度メンタルをやってしまい、無理の効かない体になった。
それが私の限界だったのだろう。
そこからの私は、自分の心と体に忖度をしながら、できる範囲での努力を続けてきた。
しかし、忖度をしないで限界まだ努力をしてきた人には敵わなかった。
だから、スキルが不足している。
そういうことなのかもしれない。
今はただ地道にコツコツとやっていくしかない。
スキルが足りないものは仕方がないのだ。
それを受け止めつつ、自分のことを諦めないで、地道にやっていくしかない。
人生を恨んでも仕方がない。
誰かのせいにすることは愚かなことだ。
私は私の人生を生きるしかない。
大変なことが重なる。
それでも私は、私の望んだこの道を前に進み続けるしかないのだ。
きっと、私にしかできないことがあるはずだから。