まるでAKB48の曲のタイトルのようだ。
しかし、そんなポップでキュートなことが書きたいのではない。
満員電車の中でポニーテールをしている人の髪がとても邪魔だという話。
ツンと後ろに飛び出た馬の尻尾。
それが私の肩に当たる。
当人はスマホに夢中でそれに気がついていない様子。
なんともイライラする。
そういう時は私もスマホを取り出して操作する。
その手がポニーテールに当たるように。
そうすると互いにイライラする。
そうやって悪循環が生まれるのだ。
日本の満員電車は戦場にいる時と同じくらいのストレスがあると、何かの研究で発表されたらしい。
それくらいストレスの大きな環境に、毎日身を投じている会社員。
会社に着いた時点で、気力と体力は削られている。
体調不良で人が倒れて電車が止まることまで日常的に起きている。
もはや異常な空間だ。
もしかしたら、満員電車を解消するだけで、日本の生産性は大きく改善されるのではないだろうか。
そんなことすら考えてしまう。
とにかく、みんなが少しずつ気を使って、スペースが開くように工夫すれば、満員電車はもう少し快適な環境に改善できるのではないか。
時差出勤をもっとしやすくしたりだとか、構造的な部分に手を入れてもあまり効果はなさそうだ。
時間は会議室で起きているのではない。
現場で起きているのだ。
少子高齢化とはいえ、都市部の人口はまだまだ増えている。
満員電車だけは、何とかならないものだろうか。