「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「体を重ねた後」の関係

f:id:tureture30:20220726064922j:image

 

まだ私には経験のないことだから想像がつかないのだけれども、体を重ねた後に、私の彼女に対する気持ちはどのように変わるのだろうか。

 

目的を一つ達成してしまったと感じて、気持ちが弱くなるのだろうか。

それとも、体を許してくれたことに対する喜びや、お互いのことをより良く知ることで、気持ちは強くなるのだろうか。

 

正直、確かめることが怖い。

 

もしも、前者であった場合、私は彼女のことを性欲の捌け口として見ていたことになる。

これまで築き上げてきた彼女との関係が、何だか薄っぺらいものに思えてしまう。

 

それと同時に、私と彼女との関係は引き返せないところまで来ている。

もしも、気持ちが弱くなってしまったところで、結婚へと進むことは、もはや避けられないだろう。

 

紳士を気取ってはいるものの、私は彼女と体を重ねたいと思っているのだ。

それなのに、そっちの方向へと進もうとしない。

そうこうしているうちに、関係ばかりが先へと進んでいく。

 

杞憂であれば良いのだけれども、最近の私は彼女に対してイライラすることが増えた。

そこから生まれる嫌悪感。

それは私の精神を徐々に削っていく。

 

ここらで一つ、特効薬のように、私たちの関係を劇的に変えるような経験をするべきだと思うのだけれども、真っ先に思い浮かぶことが「体を重ねる」ということだ。

 

しかし、前述のように、体を重ねたことで私の彼女に対する気持ちが弱まってしまうのであれば、それから先は、会うたびに苦痛を感じるようになってしまうかもしれない。

 

「相手の良いところしか見えない」

そんなボーナス期は終わってしまったのだろう。

 

ここから先は、共に前に進むための糧が必要なのだ。

おそらく多くの男にとって、その一つが性欲ということになる。

 

会うたびに精神を削られていき、兵糧が枯渇してしまいそうだ。

それを彼女に悟られてしまったら、2人の関係は険悪なものへと変わってしまうだろう。

 

これまでうまくいっていた私たちの関係。

一度不信感を募らせてしまっただけで、こんなにもめんどくさくなってしまう。

関係が良いうちに、絆を結んでおいた方がいいのかもしれないな。

 

その後で、私の彼女に対する気持ちはどのように変わるのか。

それは想像もつかないことだ。

いい方向へと軌道修正できればいいのだけれども。