「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

それぞれ相性の良い人がいる

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私(A)からすれば、あまり相性が良くないと感じる人(B)でも、他の人(C)にとっては、相性が良いということがある。

私(A)と他の人(C)は相性が良くても、このようなことになることもある。

 

つまりAとBの相性が悪くても、AとCの相性が良い、そのようなケースがあるのだから、人間とは不思議である。

 

結局のところ、みんな相性の良い人同士でグループを作る。

時折、強制力が働いて、相性が良いかわからない人と同じグループになる。

そして、そのグループでまた相性の良い人を見つけて同じグループになる。

 

そうやってグループの輪を広げていく。

特に女性はそう言った傾向が強いのではないだろうか。

人と多く接している人ほど、相性の良い人と多くの縁を結ぶことになる。

 

だからと言って、多くの人と接した方が良いのかはわからない。

たとえ相性の良い人に囲まれていたとしても、人間関係に振り回されて疲れてしまう事はある。

いくら相性が良かったとしても、自分も相手も時と共に変わるのだ。

いつまでも相性の良いまま、関係を保存できるとは限らない。

 

そう考えると、適切な範囲で、適切な人たちと、適切な頻度で触れ合うことが、一番ストレスを感じないで済むのかもしれない。

 

グループを広げすぎると、それはそれでめんどくさいことになる。

疲れていても付き合いが必要な事はある。

誰もが自分の状況を知ってくれているわけではないから、とんでもなく忙しい時に来る誘いにプレッシャーを感じることもある。

 

それでも、人のつながりの中で生きている実感を覚えるのが人間である。

誰かの役に立つ喜び。誰かを愛し愛されることの喜び。

そういうものが人生に彩りを与えてくれるのだ。

 

リスクを取ってでも、新しい人とのつながりを求めることには価値があると私は考える。

結局は、相性の良い人としか深い人間関係は続かない。

そうやって、みんな関係を最適化しながら生きているのだ。

 

それぞれ相性の良い人がいる。

みんな違って、みんな良い。

それで良いではないか。