「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

揺るがぬ自己肯定感

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「揺るがぬ自己肯定感」

そういう物を、私も少し前までは持ち合わせていたはずだ。

どこに置いてきてしまったのだろうか。

 

今の私は自信がない。

変化に振り回されながら、毎日を過ごすだけで精一杯だからだ。

つまり余裕がない。

それがそのまま自信のなさ、自己肯定感の低さに繋がっているのだろう。

 

周りと比較する機会が増えた。

私の立場が変われば、私の環境も変わる。

そして、私に求められるスキルの水準も変わるのだ。

今の私は、少し背伸びをした状態を続けなければならない状況だ。

 

加えてライフステージの大きな変化が重なり、見通しの立たない不安に苛まれながら生きている。

①求められるスキル水準に達していないこと

②未来への不安が大きいこと

この2つが私の自己肯定感を下げる理由だろうか。

 

裏を返せば、私の人生は順調に進んでいると言える。

転職をして、妻と出会い、結婚をして子供が産まれる。

全て私が望んだ道を進んでいる。

ブログを開設した当初の私が、今の私を見たら羨ましく思うことだろう。

それくらいに私は当時の私が望んだ人生を生きている。

 

人はいつだって「無い物ねだり」

足りないものばかりに目を向けて、

いつだって不安や不満を感じながら生きている。

現状を変えて、前に進むための理由が必要なのだ。

 

悩みは尽きない。

その悩みを原動力として、前に進むことが生きるということなのだ。

目の前に課題が一つも無くなってしまったならば、目の前の課題を解決することを諦めてしまったならば、その人の人生はそこで終わりを告げる。

 

人は、どこかでそれを恐れている。

だから不安や不満を常にどこかにストックして生きているのかもしれない。

裏を返せば、不安や不満があるということは、明日を信じている、ということ。

生きる気力を持ち合わせている、ということだ。

 

不安や不満を糧にして、課題を乗り越えて新しい景色を見つけ出す。

その繰り返しの中で自己肯定感は育まれるのだろう。

 

目の前の課題に目隠しをされて、見通しが立たないなら不安になる。

過去にもそういうことはたくさんあったはずだ。

私はそれを乗り越えてきた。

だから今ここにいる。

 

そうやって自分を奮い立たせる中で、なんとかもう一度自己肯定感を引き出すしかない。

低くなって土に埋もれてしまった自己肯定感を、引っ張り上げてやる必要がある。

力強く前に進むために、今の私には自己肯定感が必要なのだ。