最近見た動画で面白いことを言っていた。
他人のことを「見た目」で判断する。
それはリスクのある行為だ。
詐欺師は大体「綺麗な見た目」をしているからだ。
高級ブランドのスーツ、綺麗なオフィス。
人目に見えるところにはお金をかける。
人を騙すためには「見た目」が必要なことを詐欺師はみんな理解しているのだ。
それと同じように、自分の感覚を信じすぎている人も騙される。
自分が騙されるはずはない。
これまでは、このやり方で成功してきた。
目の前の相手よりも自分の方が優れている。
全て虚像なのだ。
自分がそう思い込みたいだけ。
他人のことを道具のように考えて、
自分の見方でしか物事を捉えることのできない人は騙される。
詐欺師は「孤独な小金持ち」をターゲットにするらしい。
周りの助言も聞かないで、自分が正しいと思ったことに対する歯止めがないのだから、詐欺師からしたら良いカモだ。
三人寄れば文殊の知恵、
毛利元就の三本の矢。
多くの場合、一人だけの知識よりも、複数人の知識を出し合って出した結論の方が合理的である可能性が高い。
それに、自分の詐欺師の2人だけの世界では、一見非合理的なことでも半ば刷り込みのように信じさせられてしまう。
客観的な視点を持って歯止めをかけてくれる第三者の介入は重要だ。
人は誰しも「自分の経験」を信仰している。
これまで生きてきた中で培った経験に基づく判断が正しいと思い込んでいる。
確かに「これまで」は、それが正しかったのかもしれない。
しかし、時代はものすごい速さで変わっているのだ。
10年前の正解が今でも正解であるとは限らない。
自分自身の経験も疑う必要があるのだ。
1人で決めないこと。
相談できる人を持つこと。
その人たちと相談すること。
オンラインで情報はいくらでも手に入る。
1人で完結することのできる時代だからこそ、
周りの人たちへの相談が必要なのかもしれない。
1人でできることなど、
高が知れているのだ。