「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

人は「主観」で物事を判断する

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私には見えていない理由があり、それを元に起こした行動だとしても、私から見てそれが非合理的であれば、私はおそらくその行動を肯定することはできないだろう。

 

人は「主観」で物事を判断するのだ。

だから対話が必要。

 

今の世の中はコスパ、タイパを重視するあまり、対話を疎かにしているのではないかと思う。

1on1と呼ばれるコミュニケーションがビジネスで推奨され出したが、その目的を理解しないまま制度として導入しても効果は薄い。

 

その目的は、お互いの目に見えていない部分を共有するために行うのだ。

上司から見た部署の課題と、部下から見た自分の担当業務の課題。

その優先順位が両者で食い違うことは往々にしてあることだ。

 

そこのすり合わせをしっかりしたおかないと、両者の意見が食い違うままとなり、不信感に繋がることが多い。

つまり、全体の課題をチームで共有した上で、現場の課題に対する上司の見解を伝えることが大事、そして逆も然り。

それが1on1の目的である。

 

チームのリソースは足りていないことが一般的だ。

だから優先順位を決めて対処する必要がある。

そこの共通認識を醸成できていないと、不信、不満は溜まる一方だ。

 

もっと「広く狭く」視野を持たなければならない。

ただ広いだけでは、今の時代は下がついてこないのだ。

人生の目的が多様化した時代だから、一つの組織に人生の全てをベットするようなことはしない。

不満が募れば、一昔前よりも簡単にアッサリとその組織から離脱することを考えるのだ。

 

「管理職は罰ゲーム」とは良く言ったものだ。

給料が割に合わないと、多くの管理職は感じているだろう。いっそのこと管理職の仕事を細分化して一部を部下に移譲しては如何だろうか。

それで管理職がコスパ、タイパが良いとならば目指す人が増えていくことだろう。

 

自分の損得ばかりが優先されるパーソナリティの肥大化した時代。

私たちは今の社会構造をそのまま維持することができるのだろうか。

私にはとてもできない気がする。