「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

思いの丈を吐き出すということ

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立場だとか、

キャラクターだとか、

人は自分を客観的に見ているものだから、

理性を働かせて自分自身をセーブする。


それも大事なこと、

 

全ての人が思ったことを口に出してしまったら、

世界はみんな滝沢カレンさんになってしまう。


あの人はとても不器用なのだろう。

 

思ったことが口をついて出てしまう。

それを取り繕うために言葉を重ねるから、

だからおかしな言葉が生まれる。


それがあの美貌と相まって、

不思議なキャラクターを生み出した。


話を戻そう。


人は自分の立場を守るために、

周りとうまくやっていくために、

「本音」を隠して生活する。


それの得手、不得手はあるけれども、

多くの場合はその積み重ねにより、

技術は向上する。


社会で生きるために必要なものだから、

誰もが「本音」を隠すプロフェッショナル、


手練れになればなるほど、

自分の要求を通すために、

「本音」と「建前」を使い分けるのだ。


そのうちにテクニックを使っていることすら忘れて、

周りを自分の思い通りに動かしたくなる。


そして「察しろよ」って、

相手にまでその価値観を押し付けるようになる。


「察することができない相手が悪い」


自分の不誠実さを棚に上げて、

そういう世界を作り出す。


そういう世界の住人になったならば最後、

死ぬまで腹の探り合い。


出世争いや、

同性間のマウンティング、

家庭の主導権争い、


そういう生き方しかできなくなる。


自分を醜くしてまで、

人より優位に立とうとしなくたっていいんじゃないかな。

動かそうと思えば思うほど、

人の心は思うように動いてはくれないよ。


相手だってプロフェッショナルなのだ。

そういう魂胆は見抜かれている。

醜いものに惹かれる人などかなりの少数派、

どんどん人は離れていく。


だから大事なことは、

腹を割って「本音」で向き合える人を、

どれだけ多く持てるかなんじゃないかな。


こちらから「信頼」を差し出さなければ、

相手は「信用」などしてはくれない。


ありのままの自分で勝負する。


そういう強さを身につけないと、

必要以上にストレスが溜まってしまう。

 

気持ちをそのまま表現する機会を増やさないといけない。

思いの丈を吐き出す機会を、


だから敢えて言おう。

声高らかに私の欲望を、

 


私は、

愛する人と愛のあるSEXがしたい!!!」

 

今まで直接的な表現は避けてきたけれど、

そんなことを気にしても仕方がない。

したいものはしたいのだ。


それを叶えられる年になるといいな。

 

2020箱根駅伝

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『いだてん』を見ていたものだから、

今年はひとしお強い思いで箱根駅伝を見ていた。


力を使い果たして襷をつなぐ。

その積み重ねで200キロの道のりを走り切る。


誰か1人にでもアクシデントがあれば、

全てが終わってしまう。


ものすごい競技だ。


「一秒を削り出せ」


その一秒がチームの成績につながる。

予選会を含めてほんの少しの差で勝敗が決まる。


「頼んだぞ」って、襷を渡す。

「よく走った。任せろ」って、

笑顔で襷を受け取る。


その姿に、これまで結んできた「絆」が凝縮している。


悦びに沸いた大学も、

涙を飲んだ大学も、

この場で走ること自体がすごいこと、

 

自分を限界まで追い込んできた。

そこまでの努力が人生を作る。


「何かに夢中になること」


その美しさを教えてもらった。


金栗四三さん、

あなたの襷は今でもつながっているようです。

 

東京オリンピックイヤー、

スポーツでつなぐ。

 

2020年が始まった。

 

1月2日

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何もしていないから心は動かない。

そういう期間も必要なのか。


テレビを見ていて少し驚いたことがある。


2000年代、2010年代と来て、

昨日は2020年代の幕開けなのだ。


10年に一度、


2000年になるまでは、

ミレニアムへのカウントダウンを兼ねて、

1980年代だとか、1990年代だとか、

クローズアップされていた。


だけれども2000年を過ぎてからは、

この10年の区切りにあまり意味を感じなかった。

自分が年を取っただけで、

若者たちは意識しているのかな。


2010年代、

私にとっては、

魔法が解けてしまった10年間だった。


「努力は必ず報われる」


そう信じて突き進んできて、

どうにもならないことにぶち当たった。

そんな10年間、


落ち着こうにも、

苦労せずに身を固められるほどの甲斐性は持ち合わせていない。


中途半端に終わってしまった私の野望、

そんなところか。


ここからの10年間はどのように時を重ねるのだろう。

1年だけではなく、

そのような視点も大事なのかもしれない。


落ち着いた気持ちで過ごせるものだから、

そんなことに思いを馳せる。


「余裕」って大事だな。


今の環境はあまりにもイライラする。

環境を変えることも考えないといけないかもしれない。


さて、走ってこよう。

新年初のランニングだ。

今年は走る年、

きっとそうなるはずだから、

2020あけましておめでとうございます

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本年もよろしくお願いします。

 

まったりしすぎて、

危うく連続更新が途切れるところでした^^;


【今年の抱負】

・やるべきことに集中する。

・いつも楽しくしている。

・自分にとって世界で一番素敵な女性と結ばれる。

・爽やかさを身につける。

・ポジティブなブログ内容を増やす。


年末の4日間はまったりと過ごせました。

今日からは毎日やることを決めて動いています。

 

明日はランニングでもしようかな。


ぼーっと過ごせると良いですね。

ストレス要因から距離を置くと動きたくなります。


もっと動きたい。

幸せに向けて、


人生って、

笑いの絶えない方がいい。

そういう自分でありたい。


もう少しだけ、

自分を好きに慣れる一年になれば良いな。

 

皆様にとっても、

素晴らしき一年とならんことを、

 

2019記事まとめ

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今年は1日も休まずに更新することができました。

その中で3つの記事を紹介します。

 

1)

はてなでバズったやつです。

ブクマ数は最多でした。

コメントでは相当叩かれてしまいました。

 

tureture30.hatenadiary.jp

 

 

2)

スマニュー砲でバズりました。

アクセス数は最多でした。

 

tureture30.hatenadiary.jp

 

 

3)

この記事を書くためにブログを始めたといっても過言ではない記事です。

私にとって大きな転機でした。

 

tureture30.hatenadiary.jp

 

 

いつもスターをいただいたり、

ブクマやコメントありがとうございます。

 

今年でおそらく読者の方は倍以上になりました。

多くの方にご覧いただき恐縮です。

 

なかなかもどかしい展開ばかりですが、

来年はドラマをお届けできればと思います。

 

本当にありがとうございました。

それでは良いお年を、

 

ポジティブキャンペーン

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「いっぱいデートしよう」だとか、

「とても素敵な人だと思う」とか、

「電話で話したい」だとか、

思わせぶりな態度を取られた挙げ句、

「もっとわがままを言って欲しかった」という、

意味のわからない理由でふられてよかった。

→「女心は秋の空」を体感できたから、

 


加害者のくせに被害者ヅラをする、

職場の二股クソ女に敵ばかりの環境を作られてよかった。

→毎日ストレスに耐えることで成長できるから、

 


酒が入った途端に豹変した友人のめんどくさい話を遮ったら、

「自分の人生に謝ったほうがいい」ってキレられて、

喧嘩別れすることになってよかった。

→理不尽なことを言われてもこちらはキレない訓練になったから、

 

 

夏場に失恋後もがむしゃらに動き続けて、

毎週、別の女性と会い続けていたら、

ストレスから体調を崩してよかった。

→自分の心とは逆方向には進めない人間なのだと分かったから、

 


女性と会いまくったけれど、

結局今年のクリスマスも一人で良かった。

→一人の孤独さを今年も噛みしめることができたから、

 

 

大きく動いたけれど、

残ったものは「痛み」と、

それに耐えるために歪に変形した心だけ、

 

傷つくたびにどんどん醜くなってしまう。

どんどん自分に期待しなくなってしまう。

 

痛みを和らげるために、

そうならざるを得ないのだ。

 

「優しさに包まれたなら、

きっと、目に映るすべてのことはメッセージ」

 

優しくして欲しい。

優しくなりたい。

 

カタチだけでなく、

心の底から、

笑顔になりたい。


お疲れさまでした。

2019年、

 

幸せになりたい。

2020年、

 

エスカレーター

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「手を出して」


無邪気に差し出されたその手を、

僕は優しく握りしめた。


「どういうこと?」


そう戸惑う彼女に対して、

「手、つなぎたいなと思って…」


そう返すと、

彼女も少し弾んだ声で、

「そうだね」って、

そう返してくれた。


エスカレーターを前にして、

一段先に踏み出した僕の後ろから伸びる、

白くて柔らかい手、


「リードしないと」


そう意気込む僕を気遣うように、

一段前に踏み出す彼女、

 

隣に並んでくれた。


「カッコつけなくていいよ」

 

その踏み出した一歩は、
そう伝えるかのようだった。


そんな二人を運ぶ十数秒、


「この時間が永遠に続けばいいのにな」


だけれどもそうは行かない。

ここから先は自分の足で歩くのだ。


結ばれた手をしっかりと握って、

二人並んでそれぞれが自分の足で歩くのだ。


歩幅がずれたっていい。

少しばかり休憩したっていい。


だけれどもいつも一緒に、

時には手を引いて、

時には手を引かれて、

そうやって進めばいい。


天が二人を分かつその日まで、

この手は絶対に離さない。

 

だから今ここで思いを伝えよう。

 

「すきだよ」って、

「これからもずっと一緒にいたい」って、

 

 

7月13日、

今年一番幸せだった日の思い出、