「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

6月も終わりに近づいて

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梅雨が明けた。

梅雨と聞くと3年ほど前に、私の前に現れた雨女さんのことを思い出す。

 

梅雨と共に現れて、梅雨とともに私の元を去っていった。

会う日は決まって雨だった。

あの時の私は、彼女の存在に心を躍らせていた。

ちょうど3年前のこの頃、私は恋に落ちていたのだ。

 

さて、そこから3年が経ち、私は結婚をしようとしている。

もちろん、その時の女性とは今はなんの繋がりもない。

 

新たに関係を結び直し、驚くほどの速さで「夫婦」へと歩みを進める女性との出会い。

確かに心は躍っていた。

今は忙しさにやられそうなところはあるけれど。

 

今の私にとっては、ひと月がものすごく長く感じる。

転職する前は「今月ももう終わりか」だなんて、自席の後ろに貼っているカレンダーをめくりながら先輩と談笑していた。

 

今はそんな余裕が全くない。

ほぼ余力なく仕事に励み、休日も結婚に向けて、おおむね同じような動きをしている。

 

忙しくしているものだから、時の流れを早く感じるかと思いきや、そんなことはない。

 

「毎日が濃すぎる」

そういうことなのかもしれない。

 

5月も大変だったが、6月はもっと大変だった。

7月も少なくとも前半は既に忙殺されそうだ。

そして、8月も落ち着くことはない見込み。

 

いつになったら落ち着くのだろう。

年度内は忙しいことが確定している。

合間を見ながら神経を休めていくしかないのだろう。

 

朝の疲労感が強い。

目覚めた時が一番だるい気がする。

 

睡眠の質を確保できていないのだろうか。

ヤクルト1000を飲むと良いらしいけれど、どこにも売っていない。

 

これからは、暑さで寝苦しい日々に突入する。

対策を打たないと体がもたない。

 

自律神経がバカになってから、私の体は無理が効かなくなった。

もう元に戻ることはないのだろう。

誤魔化しながら生きていくしかない。

 

昔は「寝られない」なんて考えたこともなかった。

活動的に動き回ることができた。

もう、その時の私ではないのだ。

 

着実に少しずつ、前に進むしかない。

そういう地に足ついた継続力を養うことはできた。

自分のことを監視しながら、行動をコントロールする術を学んだ。

 

遠くへといってしまわないように、

世界と自分の関係をなるべく正しく捉えられるように、

私は私のことを監視し続ける。

 

誰からどう思われようが関係ない。

私は私にできることをし続けるのだ。

 

それでいい。

むしろそれしかできない。

 

すっきりと目覚められる朝は、

自分で作り上げるしかない。

 

今はまだ気負いすぎている。

だから必要以上に疲れる。

私は私のことを信じることができていないのだ。

 

7月はその辺りに折り合いをつけたい。

オーバーヒートしてしまわないように、