これまでもたびたび、人となりを書いてはきたけれど、せっかくブログ第二幕がスタートしたのだから、少し私の妻について書きたい。
一言で書けば、
私の妻は「とても前向きな人」だ。
良い意味で自己肯定感が高く、
困難に直面した時の力強さは、
まるでジャンヌ・ダルクのようだ。
それでいて、当たり前のように人のために行動することができる。
周りの人に喜んでもらうためには労を厭わない。
その点については、私が「そこまでする必要があるのか」と思うほど妥協しない。
私は頭で考えてから行動するタイプだけれども、
妻は「何とかなる」と、体を先に動かすタイプ。
細かいことはあまり気にしない。
脇道を整備するのは私の役目で、
中央突破するのは妻の役目なのかもしれない。
世間的な男女の役割とは逆なのかもしれないけれど、私は妻のことを心から尊敬しているので、何も私が目立つ必要はないと考えている。
そんな強い妻だけれども、弱いところもある。
そのギャップが私には可愛らしく写るのだ。
私たちは相性が良い。
話し始めると、いつも時を忘れて話し込んでしまう。
お互いに理想主義者だが、妻は感覚的で私は合理的。
だから、二人の将来に向けて話し始めると、理想が膨らみ過ぎて話が尽きないのだ。
妻の広げた大風呂敷に対して、私がその道筋を考える。
そして、気がつくと妻はその通りに手をつけ始めている。
そうやって、これからも私たちは進んでいくのだろう。
これから先、長い時を過ごすことになる私たち。
その過程で多くの試練を迎えるはずだ。
その時に、お互いがその試練に対して前向きに取り組むことができるのか。
結婚生活を継続する上で、それはとても重要だと感じる。
お互いの弱点を補いながら、励まし合って、支え合って、私は妻と共に試練を乗り越えていきたいと思う。
結婚する前に見えるものなど、相手のほんの一部でしかない。
それに、時と共に人は変わっていく。
私も妻も、これから先、たくさんの経験を経て変わっていくのだろう。
だからこそ、今の気持ちが大事。
はじめに深く楔を打ち込んでおくのだ。
土台がしっかりしていないと、いくらその上に素晴らしい建物を築いたとしても、ちょっとした振動で脆くも崩れ去ってしまう。
今はまだ、二人で土台を築く時期だ。
私は妻のことを深く愛し、そして妻も私のことを深く愛してくれる。
ここで培った絆を糧にして、お互いがどう変わったとしても、尊敬する気持ちを忘れないために、大事な時期なのだ。
実感はあまりないけれど、
私たちは家族になった。
その事実は、私の気持ちを舞い上がらせると同時に、引き締める作用を持つ。
これから先の物語は、私たち二人で紡いでいく。
一緒に生きていく。
そういう人が私にはできたのだ。
これから私の書く記事には、私の妻「さざゑ」が多く登場することになるだろう。
今日の記事は、その紹介とさせていただく。