「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

ゾーンに入ってきた

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ここ最近は夕方以降になると、なんだか疲れを感じなくなる。

朝起きた時が一番疲れていて、残業時間くらいになると、不思議とゾーンに入ったような感じになる。

 

ランニングを再開したからだろうか。

休日にとことん寝る生活をして、睡眠負債を解消できているからだろうか。

妻とのスキンシップのおかげか。

 

しかしながら寝起きは悪い。

睡眠の質がいいとは言えなさそうだ。

 

私に起きている現象は何なのだろう。

忙しすぎて疲れに対して体が麻痺してしまったのだろうか。

 

思えば、6年ほど前も同じような経験をした記憶がある。

ゾーンに入ったような感覚が続いてしばらくすると、私の体に異変が起こる。

俗に言う「パニック発作」のようなものだった。

 

これは、少し気をつけなければならないのかもしれない。

疲れに対して鈍感になる事は、決して良いことばかりではないのだろう。

 

自分の限界に気がつく事なく先へと進みすぎて、気がつくとオーバーヒートしている。

そういうことになりかねないのだ。

 

しかし、今の私の状況をキープすることができれば、それこそ無敵なのかもしれない。

バイタリティに溢れていて、疲れを知らない人にたまに出会うけれど、もしかしたらその人は、こういうゾーンのような状態を保ち続けるスキルを持ち合わせているのかもしれない。

 

私の持論では、「潰れてしまわないギリギリの負荷を自分にかけ続けられる人」が最も多くの経験を手に入れるのではないかと考えている。

 

私も一度経験しているけれど、潰れてしまったら、そこからのリカバリに多大な労力を費やすことになる。

だから、ギリギリを攻め続ける。

もしかしたら、今の私は瀬戸際なのかもしれない。

 

そう考えると、結構危ない橋を渡っているのだろう。

端から落っこちてしまわないようにしなければならない。

少なくとも、今月は何としても乗り越えなければならない。

 

私の心と体よ。

何とか持ってくれ。

 

あまり悲壮感に包まれることなく、

割と切実にそんなことを考えている。

 

寒くなってきた。

体調を崩しやすい季節だ。

 

うまいこと調整しながら、今週もまた一歩一歩を刻むしかない。

一度潰れた経験から得たものによって、私は私に過剰な期待をしなくなった。

 

できないものはできないし、ダメなものはダメ。

 

もちろん、現状での最善は尽くすけれど、できなかったからといって、それは私のせいではない。

経験不足の私に対して、過剰な仕事を回している会社のせいなのだ。

 

だから、ある意味では知ったこっちゃない。

それくらいには図太く生きている。

 

さて、私はゾーンを保つことができるのか。

それとも、ゾーンから抜けて疲れ切ってしまうのか。

潰れることだけは、何としても避けなければならない。

 

潰れたら大変だ。

あんな経験は一度で充分。