「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

赤ちゃんは人を幸せにするのか?

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抱っこ紐で子供を抱えながら買い物に行った。

そうすると笑顔で私のことを見る人がちらほら。

声をかけてきてくださるご婦人もいた。

 

子供は社会の財産なのだと感じる。

「愛は地球を救うのか?」

だなんて24時間テレビのテーマで茶番をするくらいならば、赤ちゃん特集でもしていた方が地球は救われるのかもしれない。

 

他人の子供には責任を持たなくて良い。

私はこれまで「おじ」(おぢではない)として子供に接する機会が多かったから、子供はなんと可愛いのだろうと思っていた。

 

しかし、自分が親になってみると、子育てはなんで大変なのだろうと思う。

まるで、周りの人を幸せにするための修行のようだ。(それはそれで素晴らしいことなのだが)

 

それとも、そんな自己犠牲的な考えに陥っている時点で危険なのだろうか。

私たちは、自ら望んで子供を設けた。

そして、望み通りに子供が生まれた。

これは私たちが負うべき責任なのだ。

 

もちろん喜びもある。

その喜びをかき集めて、日々生きていくための糧にすれば良い。

周りの多くの人たちが喜んでくれる。

そして、私たちにも喜びがある。

 

「赤ちゃんは人を幸せにする」

少なくとも今の私がそれを否定することはできない。

未来を担う大事な子供たち、その子供たちを育むことで得られる充実感はある。

自らの時間を未来のために使っていると、確かにそう思えることが、この充実感につながっているのだろう。

 

育児ノイローゼ

知り合いの奥さんが、かつて大変な状況に陥ったと聞いた。

そうなる気持ちもわかる。

私はまだ働いていて、生活に別の軸があるからまだ良い。

妻は24時間ずっと子供と一緒にいる。

 

ほとんどコントロールできない子供と一緒に過ごして、言われるがままに世話をし続けることは、本当に大変なことだ。

第一子の生まれたばかりが一発大変だったという話を聞く。

かたや、1才前後の夜泣きの時期が一番大変だったという親もいる。

はたまた、2才のイヤイヤ期が一番大変だという人もいる。

 

その時の親の状況にもよるのだろう。

いつが一番大変なのかは経験してみないとわからない。

少なくとも言えることは、今の私たち夫婦は大変だということだ。

 

情報はいくらでも手に入る時代だ。

子育てが大変なことは、多くの未経験者にも周知されていることだろう。

それでも多くの人は、子供を産み育てたがる。

それは本能的なものなのだろうか。

 

長い目で見たら切っと、今の大変さも良い思い出に変わる。

当事者である時が一番大変なのだ。

多くの場合、赤ちゃんら人を幸せにすると、そう結論づけよう。