自分の可能性を信じすぎるあまり、
自分の未来に期待しすぎるあまり、
自分の評価を上げることばかりに躍起になる。
自分のことが大好きすぎる。
「ナルシシズム」に支配された人間。
もはや、それは病気である。
自分語りが止まらない。
そして、その内容が面白くない。
自意識過剰な人にはサービス精神が足りないのだ。
自分の知識をひけらかしたり、自分が認められることが目的だから、話を聞いていて飽きる。
しかも話が長い。
相槌以外で口を挟もうものならば、それを最後まで聞かないで、また自分の意見を話し出す。
だから周りから嫌われる。
それを指摘してくれる人がいて、本人に聞く耳があれば、まだなんとかなるかもしれない。
でも多くの場合、そういう人は聞く耳がない。
自分が一番正しくて、周りは馬鹿だと思っている。
その前提で人に接しているから、周りに人がいなくなる。
自己肯定感が低いのだ。
周りから良く見られたくて必死なのだ。
それが透けて見えるので哀れに映る。
もはや病気。
気がついた時には周りに誰もいなくなっている。
サポートを得られることはない。
本人が心から変わろうと努力しなければ変わらないのだ。
はたして老後は大丈夫なのだろうか。
立場や権力があるうちは良い。
それを目当てにいやでも付き合ってくれる人がいるだろう。
しかし、それを失った途端に誰もいなくなる。
最後は孤独に殺されてしまう。
そういう病なのだ。