「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「自意識過剰」という病

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自分の可能性を信じすぎるあまり、

自分の未来に期待しすぎるあまり、

自分の評価を上げることばかりに躍起になる。

 

自分のことが大好きすぎる。

ナルシシズム」に支配された人間。

もはや、それは病気である。

 

自分語りが止まらない。

そして、その内容が面白くない。

自意識過剰な人にはサービス精神が足りないのだ。

 

自分の知識をひけらかしたり、自分が認められることが目的だから、話を聞いていて飽きる。

しかも話が長い。

相槌以外で口を挟もうものならば、それを最後まで聞かないで、また自分の意見を話し出す。

だから周りから嫌われる。

 

それを指摘してくれる人がいて、本人に聞く耳があれば、まだなんとかなるかもしれない。

でも多くの場合、そういう人は聞く耳がない。

自分が一番正しくて、周りは馬鹿だと思っている。

その前提で人に接しているから、周りに人がいなくなる。

 

自己肯定感が低いのだ。

周りから良く見られたくて必死なのだ。

それが透けて見えるので哀れに映る。

 

もはや病気。

気がついた時には周りに誰もいなくなっている。

サポートを得られることはない。

本人が心から変わろうと努力しなければ変わらないのだ。

 

はたして老後は大丈夫なのだろうか。

立場や権力があるうちは良い。

それを目当てにいやでも付き合ってくれる人がいるだろう。

しかし、それを失った途端に誰もいなくなる。

 

最後は孤独に殺されてしまう。

そういう病なのだ。