これまで、積み立てのインデックス投資しかしてこなかった私だが、今年からNISA成長投資枠で個別株への投資をするようになった。
下落基調の中ですでにいくつか購入したら、少し下がっているものがある。
購入金額に対して数百円と大した下落ではないのだが、いちいちチェックしてしまうのだ。
基本的には配当狙いの長期保有を予定しての購入だから、別に株価が少し下がろうがから気にしなければ良いのだが、始めたてだからか気になってしまう。
積立だけをしている時はほったらかし投資だった。気がつくと資産が増えていてラッキー、程度の感覚だった。
個別株は値動きが大きいから気になる。
それを受けて、なんだか時間を取られる分コスパが悪いと感じてしまった。
私には積み立ての方が向いている。
何も考えずにただ世界経済に投資していればいい。
そっちの方が気が楽だった。
投資初心者は大抵損をすることで学ぶと聞くけれど、投資とはそういうものなのかもしれない。
資金がたんまりとあって、どっしりと投資を学ぶ覚悟を持って取り組むのであれば、その勉強代にも価値があるのだろうが、私にはあまりその気がない。
あまり深入りせずに、この辺りでほったらかしておけばいいかなと思った。
幸い購入した個別株は全て安定した大手企業の高配当銘柄だ。
お小遣い程度の配当を毎年いただいて、積み立て分と同じように老後にでも売れば良いのかもしれない。
私に個別株は向いていない。
それが分かっただけでも収穫だろうか。