「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

酒を飲むと本性剥き出しになる

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普段はセーブしているのだけれど、

久々にだいぶ飲んだな。


私は飲んだら饒舌で良い奴になる。

そして女性に対しての欲望剥き出しになる。


日常でよほど我慢しているのだろうな。


余計なことは言わないようにしている。

責任ばかり増えるから、


無闇に優しくしないようにしている。

面倒なことに巻き込まれるから、


そして女を求めている。

心が渇いているから、


本来の私はきっとそういうものなのだ。


それを理性という名のオブラートに包んで、

「ビジネスだから」だなんて、

クールな紳士を気取っては繕って、

一体何をしているのだろうな。


オブラートが溶けるまでに時間がかかるから、

みんな愛想を尽かして他へ行ってしまう。

それもまた考えものだな。


別に優しくしたいだけすればいい。

責任を負うかどうかは後から考えればいい。


魅力的な女性がいたら、

全力で口説けばいい。

玉砕したところでその場限りのこと、


それをいつだって自分を抑え込んでさ。

惨めな思いばかりして、

前に進まない理由をきれいに並べては、

それを丁寧に吟味して時間を稼ぐ。


いつも一緒に居たかった。

隣で笑ってたかった。

季節はまた変わるのに、

心だけ立ち止まったまま、


そうやって過去に足を引っ張られて、

今までの痛みは、

より素敵な人との出会いに必要なことだって、

自分に言い聞かせて、


MのページはLINEの履歴に残ったまま、


星が森へ帰るように、

自然に消えてくれないかな。


敵わない想いなら、

あなたを忘れる勇気だけ欲しいよ。


心を解放するのが怖い。

自分でもどこにいってしまうか分からないから、


あの子以上に心惹かれる人に、

これから先、出会うことがあるのかな。


女が欲しい。飢えている。


欲望剥き出しで接してみればいい。

その方が案外うまく行くかもしれない。


草食はもう卒業かな。


そんなに簡単に行けば、

こんなにこじらせてはいないのだけれども、