「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「コントロールしている気になる」ことが大事

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実際に「コントロールできているかどうか」なんてわからない。

対象が何であれ、大抵はそういうものだ。


ましてや「人の気持ち」をコントロールしようだなんて持っての他、


ジュディ・オングさんが歌っているように、

「好きな男の腕の中でも他の男のことを考えている」

そういうことだってある。


「生活」だって、

「健康」にしたって、

「お金」のことにしたって、


その時の最善を尽くしたところで、

少し先はどうなっているかもわからない。


いくらコントロールしたところで、

思うような結果に結びつかないことは、

往々にしてあるのだ。


だから「コントロールしている」と思うのではなく、

「コントロールした気になる」

私は始めからそらを目指すようにしている。


「した気になる」


それだけでも、

大いにメンタルヘルスへの効果はあるのだ。


人は対処困難なことに直面したときに、

それをストレスとして受け止める。


「不安」や「恐怖」が大きいほどに、

ちょっとしたことにストレスを感じるようになる。

 

「コントロールすること」を目的としてしまうと、

ずいぶんと高いところを目指す羽目になって、

ストレス要因は増えるばかり、


だから普段から生活を整えて、

ただ「やるべきことを不足なくやっている気になる」のだ。


もちろん不足があってもいい。

「した気になる」ことが目的なのだから、

 

私の性格上、

目的を高いところにおけばおくほど、

抜け目なくチェックをし始める。


もちろんビジネスではそうあるべき場合は多いけれど、

プライベートで100%を目指すことは、

あまりにもコスパが悪すぎるのだ。


80%もできていれば上々だし、

60%だったところで大抵は問題ない。

50%を割ったあたりでようやく反省してみれば良い。


それくらいでちょうどいいのだ。


「自分を気持ちよくさせてあげる」


抜くところはしっかりと抜いて、

やるべきことはしっかりとやる。

 

どこかで見た「手抜きの達人になる」という言葉、

とても大事だと感じた。


理想は確固として掲げつつも、

常に理想しか目に入らないようでは息切れしてしまう。

 

目的は高いところに置くのではなく、

ちょうどいいところ、

 

言わば「落とし所」

そういうパーセンテージにチューニングするのだ。


「した気になる」

 

自分の心に嘘はつけても、

自分の体に嘘をつくことはできない。

 

体がもたなくなってしまう前に、

ちょうど良いところに落とし込む。

 

「した気になる」というのは、

そのためのスキルなのかな。