「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

アニメ『ブルーロック』を見た

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原作は、少年マガジンで連載中のサッカー漫画。

 

話題作みたいだが、ジャンプ派の私はあまり知らなかった。

ワールドカップ中に、三苫薫の映像と共にやたらとCMが流れていたので気になっていたら、

例の如く、私のトレンドに関わる情報源のほとんどを占めるAmazonプライムで視聴できたので、アニメを視聴してみた。

 

世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにならない

そんなキャッチフレーズの元に集められた300人の高校生たち。

彼らは、己の夢を賭けて、その中からたった1人が選ばれる世界一のストライカーの座を争う。

 

そんなストーリーだ。

 

結論から申し上げると、とても面白い作品だ。

スポーツマンシップ」が褒められる世の中となり久しい。

その逆をいく作品だからこそ、今の若者には強烈に突き刺さるのかもしれない。

 

人を蹴落としてでも、自らが一番になるために次のステージへと進んでいくサバイバル。

プロ野球でも言われることだが、今はスポーツ選手たちは、敵味方関係なく、互いをリスペクトし合い、協力しながら周りの世界を作り出していく。

 

それは、恵まれた環境で、スポーツに打ち込むことのできる日本人特有のものなのかもしれない。

外国には、生きるためにスポーツで稼ぐしかない人たちがたくさんいる。

その中で生まれるハングリー精神が、世界一のストライカーを生み出すというのも、一理ある気がする。

 

調和とエゴ。

相反する二つの要素が混じり合い、

化学反応を起こした先に、日本サッカーの進化があるということは面白い発想だ。

 

扱うジャンルは全く違うけれど、

ワールドトリガー』に似た展開だと感じた。

 

実践を通して鍛えられることにより、着実にスキルアップをしていく。

主人公は、超絶スキルの持ち主ではなく、凡人だが並外れた観察眼を持ち、それを武器にして戦場を生き延びていく。

主人公の設定も似ている。

 

カリキュラムをこなしていけば、着実にスキルアップしていく。

そんな世界観は、今の世の中にマッチする。

「努力が報われる世界」

人はいつまでも、それを求めているのだ。

 

まだまだアニメは、リアルタイムで放送中だ。

原作を読んでいない私に先の展開はわからないけれど、明らかにストライカータイプではない主人公が、これから先、成長することで、世界一のストライカーの座を射止めるビジョンはあまり浮かんでこない。

 

ゲームメイクに長けた二列目のトップ下タイプから、どのようにストライカーへと成長していくのだろうか。

少なくとも、アニメの第一部は最後まで追うつもりだ。

 

『ブルーロック』

これから先の展開が楽しみだ。