あまりにも忙しいと、
振り返っても、何をしていたかを思い出すことができない。
こうして毎日ブログを書いていても、
その時にしていたことと結びつかないことが多い。
少し時間が経って落ち着いてからの方が思い出せるのだろうか。
長い人生のうちには、そういう期間がある。
後から振り返ってみると、その時は充実していたものだと、懐かしむようになるのだろう。
今はそういう時期。
いつまでそうなのかはわからないけれど、
そういう時期も必要なのだ。
記憶が飛んでいるように思えて、
実は私の中に蓄積されるものがある。
それを信じて、ただ前に進み続けるしかない。
長すぎたモラトリアムの先だ。
多少イベントが積み重なることは仕方がない。
むしろ、これまでがぬる過ぎたのだ。
ぬるま湯の中で達成感を得た気になって、
大したことのない自分を大したことのない自分が肯定していただけなのだ。
んっ?それはそれで幸せだったのかもしれないな。
永遠の議題だ。
「知らないことを知ることで不幸せになること」と、「知らないまま幸せに生きること」は、どちらが人生を謳歌していると言えるのだろうか。
選び取った選択の先にあるものを正解としていくしかないのだろう。
当時、その岐路に立った私は、先に進む選択をした。
それならば、それを正解にするしかない。
そのための努力を続けるしかないのだ。
人生とは、そういうものなのだ。