うつ患者は世の中を現実的に認識しているだけであり、
そうではない大勢の人間こそが前向きではあるにしても、幻想の中で生きているという考え、
だから何?
この考え方が生きる糧になれば良いが、
「世の中が終わっている」
という考えを助長するように感じる。
終末思想が嫌いだ。
それを信じることで幸せになれるのか。
信じるものだけが救われればそれでいいのか。
悩みのない人はいない。
その中で、もがき苦しんで、
日常に光る一瞬の輝きを糧に生きる。
希望などという大それたものでなくても良い。
生きている実感を、
ふとした時に感じること、
今を生きること、
頑張る必要はない。
やるべきことをやり続ける。
陰鬱な心に行動を奪われてはいけない。
地道な日々の中にのみ、
生きる糧がある。
突飛な成功だけでは、
人は生きる糧を失ってしまう。
地道なティーとトスと素振りの積み重ねこそが、
夢へと続く道、
山田哲人に学べ、