始めて聞いたときはグループ名のほうばかり気になってあまり印象に残らなかったけれど、
何度か聞くたびにクセになってくる。
そんな曲だ。
まず『Mela!』というタイトルがすごい。
歌詞から察するに「メラメラと燃える」というところから取っているらしい。
一歩踏み出せない男女関係、
いや、友情か、師弟関係か。
いろんな解釈ができそうだ。
そこから一歩踏み出すための勇気をたぎらせるのは「今なんじゃない?」
なんともおしゃれな歌詞だ。
恋愛だと解釈するならば、
少し前にミセスの『青と夏』を記事にしたけれど、
この手の「青春爆発」みたいな歌詞は好きだ。
それはおそらく私が「青春時代」に未練があるのだろう。
こと、恋愛に関しては、、、
それは長くなりそうだから置いておこう。
『Mela!』
「情報があふれかえる時代」
誰もが「わかった気になって」生きている。
「自分の荷物は自分で持つ」と意固地になっているうちに、
どんどん荷物は増えていく。
「自分でできる」って、
「自分でできなきゃいけない」って、
そうやってどんどん自分を追い込んでいく。
だから「荷物を預けてごらんよ」って、
その一言が大きな支えになる。
「僕は君のヒーロー」になりたい。
「君が僕のヒーロー」だから、
互いが互いを尊重しあう関係、
それをPOPに前面に押し出すような歌詞、
メロディもかっこいい。
「時代のニーズ」にスッと溶け込む曲だ。
だからこんなにも受け入れられるのだろう。
炭酸なのにのど越しよく、
ゴクゴクと飲めてしまう。
そんな大塚製薬の炭酸飲料「MATCH」のような曲だ。