今年の前半は、やたらとZARDを聴いていた。
そして後半は、やたらとミスチルを聴いている。
あとは、あいみょんのライブに行った。
今年の音楽におけるトピックスはそれくらいだろうか。
比較的アニソンが熱い一年だった。
『ONE PIECE FILM RED』の主題歌であるAdo『新時代』は、
繰り返し流しながらテレワークをしていた記憶が強い。
全体的には、原点回帰とでもいうべきだろうか。
昔の曲を聴くことの多い一年だった。
「昔を懐かしむ」ということではない。
ただ気がつくと聴いている。
そんな調子だった。
私にとって大きな変化のあった一年。
私の心は、ピュアだった頃の記憶を求めていたのかもしれない。
真っ直ぐに、純粋に、妻と向き合って、
私たちは結ばれた。
だからこそ、その過程で聴いた音楽は、
真っ直ぐなものでありたい、
そんな潜在意識が、自然と私にZARDやミスチルを選択させた。
そう考えると腑に落ちる。
来年は、どのような音楽を聴く一年となるのだろう。
どのような本を読む一年となるだろう。
これまでとはまた違う私に出会うことができる予感がする。
「既婚となった私」が生きる世界は、
それまでの私が生きていた世界とは、
大きく変わって見えるのだろうか。
しばらくは余裕なく動いていたけれど、
来年はしっかりと生活が固まる見込みだ。
自らを俯瞰して見たときに、私の心は幸せに包まれるのか。
それとも虚しさを感じるのか。
それはそのときにならなければわからない。
いつまでも、幸せであるための努力を続けたい。
私にとっての音楽は、そのためのスイッチであり活力だ。
来年もお世話になります。
"音楽"さん。
